日本での子育て。息苦しさの正体とは?@マレーシア教育移住
10歳&7歳の息子達とマレーシア教育移住中のユリです。
日本での子育て10年、マレーシアでの子育て5ヶ月。
子育てに対する気持ちの変化、マレーシアの育児事情について綴ってみました。
息苦しさの正体とは
私がマレーシアにきて感じたこと。
毎日オンオペ育児なのに、日本にいた時よりも育児が楽になったということ。
「これはなぜだろう?」と自問していました。
日本にいたときは夫と一緒に暮らしていて、夫も家事育児には協力的なタイプでした。
では、なぜ??
日本で子育てをしていた時に感じていた息苦しさの正体。
それは、、、
【人に迷惑をかけちゃいけない】という気持ち。
外出した時は、子どもが騒いで周りから何か言われないか不安。
子どもが何もしていないのに、先回りして注意したり。。
いま思えば、「迷惑」って一体なんだろう?て感じなのですが。
なんとなく「育児は家族で完結させるもの」という雰囲気もあったように感じます。
特に私は都心部に住んでいたので、余計にそう感じたのかもしれません。
周りはバリバリ働くママも多いし、子ども達も塾に習い事に忙しそう。。
同年代のママもほとんどいない。
「今日遊ぼうよ!」
「これから家に行くね」etc…
気軽に言える雰囲気ではありませんでした。
これは個々の性格もあると思いますが、私は何事も遠慮して勝手に溜め込んでいたな~と思います。
ちょっとした事でも気持ちをグッと抑えていると、モヤモヤした感情がチリツモで溜まっていくんですよね。
人に頼れないと孤独感も深まるばかり。
「孤育て」はしんどいよ
場所は変わってマレーシア。
私のまわりは母子移住組が多いので、毎日助け合いの日々。
下校後、子どもはコンドの広場で日が暮れるまで友達と遊び、そのまま友達の家へ。
みんなでご飯を適当に作って食べて、子ども達はゲーム、親はおしゃべり。
「なんか昭和の子育てみたいだねー」と笑いあっています。
「毎日オンオペ育児なのに、日本にいた時よりも育児が楽になった」
これはみな共通した感覚のよう。
日本だと「人に迷惑をかけちゃいけない」という気持ちが強かったけど、こちらだとなんだか気軽に甘えられる。
「ちょっと間に合わない!これお願い!」
「これはムリかも。。ちょっと甘えていい?」
そんな声が飛び交っています。
マレーシア人は子ども好きな人が多い。
子どもと目が合うとにっこり。
「ハ~イ♪」と話しかけたり、ハイタッチしたり…なんだかあったかい。
親も子どもも、「そのまま」で大丈夫。
必要以上に「ちゃんとしなくちゃ」と構えなくていいんだと思えました。
心に余白ができると人に優しくできる余裕も生まれる気がします。
やっぱり子どもを育てるのって大変!!
「孤育て」ではなく、みんなで子どもを育てていく。
それが、親にとっても子どもにとってもHAPPY に繋がっていくんじゃないかなと思っています。
マレーシアの主婦は手抜きがお上手
私は家事を人に任せたり、料理を手抜きするのが苦手なタイプ。
『このくらいなら自分でできるし』
『自分でやった方が早いしお金もかからないし』
そんな専業主婦時代に染みついた感覚がどうもぬけない。
家事代行をお願いしたこともないし、ベビーシッターサービスもマレーシアにきて初めて利用した。
それに比べて、共働きが多い&子沢山なマレーシア人は家事の手抜きが上手。
家ではご飯は作らず外食中心。
ベビーシッター文化も盛んでアプリで前日に手配可能。
平日の夜、家族揃ってレストランでご飯を食べている光景も当たり前。
22時くらいでも小さい子を連れた家族をよく見かける。
外で食事をすませて帰って寝るだけなんだろうな。
日本だと、「こんな遅くまで子どもを連れまわして!」と怒られそうだ。
私はいまだにほぼ家でご飯を作ってしまうし、どうも家事を手抜きできないタイプ。
マレーシアにいると自分で家事をしすぎていることに罪悪感を感じる時も。
『あなた力抜くの下手くそね。もっと周りを頼って気楽にやりなさい。』と言われている気がします(笑)
沢山の子どもを引き連れながらも、目が合うとニコッと余裕のある笑みを返してくれるマレーシア人。
私も余裕のある人になりたい。
====================
もし「育児がつらい。」と思っている方がいたら、保育園や幼稚園の先生なんならSNSにでも、勇気を出してSOSを伝えて、気持ちを吐き出してみるといいかも。
それだけで心が楽になるはず。
人に頼られるのって、案外うれしかったりもします。
リアルな知り合いには言いづらい…等の事があれば、こちらのコメント欄を活用していただけたらと思います^^
====================
気になった事があれば、お気軽にフォロー&コメントをいただけらうれしいです♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?