相互理解を通じてチームを強くすること
こんにちは!リレーション推進部のヤスタニです!
今回は、リレーション推進部で行っているチーム作りのための取り組みについてご紹介します。
リレーション本部が行っている文化の取り組みについては先日ご紹介させていただきましたが、今回はとくに「相互理解」に関する取り組みについて書いていきたいと思います!
相互理解の取り組みを始めたきっかけ
そもそも「相互理解」とは、「お互いに異なる価値観や考え方、人間性などを理解し合う」ものです。
組織内では、メンバー同士の関係性において相互理解は重要なものです。 相互理解が深まっていればメンバー間のコミュニケーションが円滑になり、チーム全体の生産性の向上にもつながります。
とくに、ナレッジラボでは週に数日リモートワークの日を設けていることもあり、毎日同じオフィスで働いている状況よりもコミュニケーションは希薄にならざるを得ません。
そんな中では、お互いに自分のことを話す機会を積極的に設けて相互理解を深め、リモートであってもスムーズなコミュニケーションをとれる環境を作ることは特に重要な課題となります。
リレーション推進部では、待望の新メンバーが加入してくれたことをきっかけにこの取り組みを始めました。
実際に実施した2つの取り組み
パーソナルマップ
今回実施した「パーソナルマップ」というのは、自分のことをマインドマップに落とし込み、そのマップを元にお互いに質問していく、というコミニュケーションツールです。
パーソナルマップは、ナレッジラボの開発部ではすでに取り入れられているものだったので、開発部メンバーにやり方を教えてもらいながら進行しました。
マップの中心に自分の名前を書いて、そこからさまざまなカテゴリに分岐させていきます。カテゴリは「キャリア」「スキル」「モチベーション」「価値観」「目標」といった仕事に関連することから、「家族」「生い立ち」「趣味」「欲しいもの」などのプライベートなものまでさまざまです。
※もちろん、書きたくないことは無理に書かなくてOK
今回ははじめてということもあり、上記のカテゴリを先に用意して、事前にそれぞれに記載してもらいました。(カテゴリからそれぞれ自分で考える、というパターンもあるよう)そして、全員が書いたパーソナルマップを見ながら話すランチ共有会を開催!
マインドマップの形式になっているので、書くときに自分の中で情報の整理ができ、これだけでもあらためて自分を再認識できるいい機会になりました。
パーソナルマップは、書いた本人が内容を説明していくのではなく、マップを見た他のメンバーが気になったものや聞いてみたいことについて質問する、という形で相互理解をすすめていきます。
質問してもらう形式なので、普段の会話ではわざわざ自分から深く話さないなあ、という話もする機会となったり、貴重な自己開示の場になりました。
また、自身のことを知ってもらえるだけでなく、この情報ってそういう観点で質問されたりするんだ!などの発見を通し、質問される側の立場からも相手の価値観を知ることができました。
各メンバーの情報をぎゅっと聞くことができるので、その後のコミュニケーションの種にもなっています。
ドラッカー風エクササイズ
ドラッカー風エクササイズとは、書籍「アジャイルサムライ」で紹介された、チームにおける考え・価値観・期待をすり合わせるための手法です。
以下の4つの質問を通じて、お互いを理解して認識を合わせていきます。
今回は分かりやすいように②の質問内容を「自分はどうやって貢献するつもりか?」に変え、また、より深くお互いを知るために下記2点の+αの質問を追加しました。
パーソナルマップは比較的プライベート寄り、各人の個人的な情報の開示という側面が強いものでしたが、これはどちらかというと仕事でのスタンスなどを共有するものです。
このドラッカー風エクササイズもすでに開発部で新メンバーのオンボーディングのために実施されていた取り組みだったため、開発部でのやり方を参考にしながらすすめました!
仕事をする上で何を大切にしているか、どう働いていきたいかなど、普段一緒に働くだけでは直接知ることができないものですが、あえて言語化して共有することで、心理的安全性の高いチームが醸成されます。
上記のように、心理的安全性が高いチームを作ることは余計なストレスを抱える心配がないだけでなく、生産性の向上にも繋がります。
今回の2つの取組みにより、チームの相互理解が深まっただけでなく、チームでの仕事のしやすさや生産性が向上につながることを期待しています!
これからもっとチーム力を高めて、リレーション推進部のミッションである「社内外のリレーションを強化を通じて、ナレッジラボの事業成長を大きく加速させる」ために加速していきます!