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本から見える景色

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私の「手すり」となってくれる必需品。 自分の好きな本から考えたことをつらつらと
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#つれづれなるままに

言葉が紡げなくなった私は、本と対話をはじめた。

言葉が紡げなくなった私は、本と対話をはじめた。

文章が、書けなくなってしまった。

いつもなら思ったことはそのまま言葉にできるはずなのに、最近はうまく言葉にできなくなってしまった。心の中で「ことば」になる前のもやもやとした輪郭はつかめるけれど、それは形になる前に、霧のように消えてしまう。

そのたびに、残像が雨になって私のこころは少し悲しくなる。

はたから見ると全然大したことのない変化かもしれない。確かにそういう時があっても不思議はない。でも

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