そもそも保育園と幼稚園ってどう違うの?
こんにちは、ゆりです。
保育学生のときは当たり前のように学んだ保育園と幼稚園の違いですが、大人になると知らない人が意外と多いのでまとめてみました。
参考になれば幸いです。
行政管轄の違い
幼稚園:文部科学省の学校教育施設
保育園:厚生労働省の児童福祉施設
そもそも、管轄している国の組織が違います。幼稚園は小学校や中学校と同じ文部科学省の管轄。なので働いている先生は「幼稚園教諭」という免許が必要です。
体操や音楽、英語など何かに特化している”教育色”が強いのも特徴です。
一方で保育園(所)は「保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」を目的とした施設。働くのに「保育士資格」が必要となります。
簡単に言うと、働くお父さんやお母さんを助けるための施設です。
対象年齢や保育時間の違い
幼稚園は満3才〜小学校就学前ですが、保育園は0才から保育可能です。今はプレ幼稚園として2才から通える園も出てきています。
また、大きく違うのは保育時間。基準として幼稚園は4時間、保育園は8時間とされています。こちらも最近は”預かり保育”として延長ができる制度を設けている幼稚園も少なくありません。
保育料の違い
幼稚園の保育料は皆一律です。大体20,000円-30,000円が平均と言われています。
しかし、2019年10月1日から「子ども・子育て支援新制度」において幼保無償化の制度がスタートしています。
幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスの子どもたち、 住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでの子どもたちの利用料が無料になります。(内閣府HPより)
保育園は世帯収入や子どもの数などの指標から、住んでいる自治体によって決められます。同じ園に通っていても、0円のご家庭から70,000円ほど支払っているご家庭があるのが現状です。
(ちなみに保育料が違っても、受ける保育の質は一緒です)
以上が幼稚園と保育園(所)の大きな違いです。
他にもこども園、認可保育所、認可外保育所、企業主導型...などたくさんの名称の園が増えています。
それに関しては、また別記事で。
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