見出し画像

家族ってどんな存在ですか?〜2日間の家族旅行で感じたこと〜

皆さんにとって家族ってどんな存在ですか?

私は、先日家族(母、妹、祖父母)と夏休みの家族旅行で栃木県の日光市へ出かけました。コロナ禍もあって、約5年ぶりの旅行でした。

普段、地元茨城とは離れた都心で一人暮らしをする私にとって、家族と過ごす時間はほとんどなく、特に大学入学を機に上京してからは、帰省した時くらいしか家族との時間を取ることができませんでした。

ただ、先日ある先輩に言われた一言が、私が家族旅行の提案をするきっかけとなりました。

「今後の人生、逆算して考えた方が良いかもよ。」
「家族が死ぬまでに、あと何回話せるのか、あと何回一緒に食事できるのか、あと何回旅行できるのか、考えたことある?」

思わず、ハッとしました。
実家の両親、まだ中学生の妹、そして一生の尊敬の対象である祖父母の顔が脳裏に浮かびました。

普段はなかなか家族の存在や家族と過ごす時間の価値や重要性を感じることはありませんが、人生において「時間は有限」だ、ということを考えた時、それらはとても大事なことに思えたんです。

また、私は、両親が共働きだったこともあり、祖父母に育てられたと言っても過言がないくらいの、かなりのおじいちゃんおばあちゃんっ子です。
私が現在、超が付くくらいの旅行好きなのも、幼少期に祖父母にたくさん旅行に連れて行ってもらったおかげだということを思い出しました。
ふと、大好きな祖父母の笑顔をあと何回見られるだろうか、と不安が心をよぎりました。

その数日後、私は家族との夏休み旅行を企画し、先日栃木県の日光市へ行ってきました。結論、家族と久々に過ごす時間は、とても楽しく有意義な時間でした。一方で、悲しいこともありました。昔は、足腰も丈夫で全国百名山を制覇した祖父母も歳を取り、ハイキングした山の階段を登るのに一苦労していた姿を見て、年齢は裏切れないものなのだと痛感したんです。あんなに元気だった祖父母にも、今後はもっと制限のかかる未来が想定できるんだと感じた瞬間、私はあることを決意しました。

”今できることは先延ばしにせず出来るだけ今やろう”
”家族と過ごす時間を大切にしよう、時間は有限なのだから”
”これまでの人生で、家族が自分にしてくれたことを思い出し、感謝しよう。そして、それ以上の恩返しをしよう”

だからこそ、皆さんにも伝えたいメッセージがあります。
特に、今家族と離れた場所で生活している一人暮らしの若い方々へ。

もしかすると、明日人生が終わるかもしれない。
そう考えた時に、脳裏に思い浮かべる人は誰ですか。

それは、今回取り上げた家族かもしれないですし、
パートナーや友人、先輩や後輩かもしれません。

ただ、忘れないで欲しいことは1つです。
忙しい日常でついつい忘れがちなことかもしれませんが、
「時間は有限」だ、ということです。

もし今のうちから、自分にとって大切な人に対し、感謝や愛情の気持ち、またはどうしてもこれだけは伝えておきたいということがあるのなら、
伝えられる時に伝えてほしい。

または、どこか一緒に出かけたい場所があるのなら、どんなに忙しい日々の中でも、自分から時間を作りにいきましょう。

後で後悔しないように。

明日からも悔いのない人生を送れるように、1分1秒を大切に過ごしていきます。将来の自分に期待せず、今できることから始めます。

ご拝読ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?