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【映画レビュー】Winny


こんにちは。Yuriです。
フリーランスとして、企業から業務委託を受けてコンテンツ制作などをしています。

週末なのでユルっとネタの記事、映画レビューをします。

私と同世代アラフォーの皆さんは、大学生くらいのときにWinnyがちょっとした話題になったことを覚えているでしょうか。

音楽などのコンテンツがダウンロードできる!だけど著作権的によくないらしい!みたいな感じで、ざわついていたことをよく覚えています。

映画「Winny」は、その一連の著作権騒動の中心にいたWinny開発者プログラマーの金子氏とその弁護団の様子を描いた映画です。

映画『Winny』|公式サイト (winny-movie.com)


おもしろかった!!

Amazonの配信で見たのですが、とにかくおもしろかった!!

色々感想がありすぎて書ききれないくらいなんですが、特に印象に残ったことを3つに厳選して書いておきます。

印象に残ったこと①Winnyは「自己表現」

金子氏にとってWinnyは「自己表現」なんですよね。

この自己表現をしたい、という欲求、満たされているときは気づきにくいですが、自己表現の機会を奪われたときに気づかされる。

私はプログラミングは無縁ですが、自己表現の機会を奪われた時の焦燥感は経験があるのでよくわかります。

予定外に仕事を失ったとき。
大好きだったバレエ・ダンスが、子育ての忙しさから継続できなかったとき。
寮生活で、料理を自分で作る機会がなくなっちゃったとき。

ただ、機会を奪われる前って当たり前にやっているので、自己表現してる!とは気づかないものなのです。むしろ辛いからやめたいと思っていたこともあるくらい。

失ってはじめて気づくことってあるんですよね。

印象に残ったこと②人生は短い!

また、もうひとつ印象に残ったのは、金子氏は無罪判決を勝ち取ってからたったの半年後、42歳で命を落とします。心筋梗塞で急死。ご本人もまさか42歳で死ぬとは思ってもいなかったのではないでしょうか。

無罪判決を勝ち取ってから、大好きなプログラミングをのびのびとできた期間はたったの半年間なのです。

人生はいつ終わりがやってくるかわからない。
そんな現実をつきつけられた映画でした。

子育てをして仕事をしていると、目の前のことに精いっぱいで、自分の人生を後回しにしがちです。ただ日々のToDoをこなす。「子育てが落ち着いたら」と先延ばしする。

私はそれで後悔ないのか?明日死んでも悔いがない人生が送れているか?と問われているような気持ちになります。

印象に残ったこと③東出さんがイケメンオーラ消してる

この映画を見る人は、必ずエンドロールまで見てください。本物の金子さんの映像が流れてきます。(この記事のサムネの方が金子さんご本人です)

そして、金子氏を演じた東出さんの演技力がいかにすごいか、衝撃を受けます。というか、映画の中では東出さんのイケメン感が消えている。どうやってイケメンオーラ消したんだろう。。。金子さんと東出さんはずいぶんキャラが違いますので、相当役作りされたのだと思われます。

東出さんだけでなく、映画Winnyに出てくる俳優陣の演技力は素晴らしく、これも映画Winnyの見どころのひとつです。弁護士役の三浦貴大さんの演技も誠実さと情熱がにじみ出ていてよかったなぁ。

以上、映画Winnyの感想でした。

まだWinnyを見ていない方で気になる方は、ぜひ映画を見てみてください。

映画『Winny』|公式サイト (winny-movie.com)

また、実際の弁護士が一連の事件について書いた書籍もあり、こちらも読んでみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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