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研究者の悪いクセ?共通言語・共通認識は大事だよねっていう話

こんにちは、ゆーです。

いきなりですが、研究者って輩は、やたらと自分の話を話しすぎることありませんか?
そうなんですよ、みんな自分の領域になるとめちゃくちゃ喋る。

学会とかで、発表があっても多くの人が時間を超過しがち。
会社の会議でも、終わる時間を決めたがらない人が多い。
“決めたくない”というより、“決めないといけないと思っていない”人が多い?
(これ、他の業界の人に絶対嫌がられると思います…。)
1人10分だって言ってるのに、平気で30分話す人とかも。

それに「研究のアイデアならいくらあっても良い」と思っているのか、とにかくどこまでも議論したがる
ボクなんかは結構リアリストなんで、「うん?これここで議論しても意味なくない?」とか思うと、もう黙ってしまいます。
無言で会議の終わり時をお知らせします。笑
研究とはいえ、さっさと進めたいんですよ。
議論ばっかりじゃ進まない!

…熱くなってしまいました、戻りましょう。笑
(若干の偏見が入りますが、)年配の研究者に多いみたいです。
周りの若手研究者に何人か聞いてみても、例外なく同じ意見でした。

もうね、自分が新しいことを見つけたことを話したくて仕方ないんですよ。
“自分が”っていうところと、“新しいこと”っていうところを言いたくて仕方がない。笑

気持ちはわかります。
が、聞いてる側は少なくとも同じ領域の人でないと、なかなか辛いものが…。

何が一番辛いって、自分の領域を超えてしまうと、相手の使ってる単語の意味からわからない
でも、向こうの領域では基礎中の基礎で、「こんな単語知らないはずがない」ぐらいのテンションで話してきます。

昔みたいにね、ネットもなく日常的に触れる情報が同じ人たち同士でしか接しないならこれで良いと思うんですよ。
でも、今って膨大な情報に、みんながバラバラに触れてるんです。
そうなるとですね、共通言語も共通認識もバラバラになっちゃうんです。

例えば、いまどき少なくなりましたが、ガラケーの人っていますよね?
彼らからするとLINEなんて使わず、メールが主流になりやすい。
すると、既読スルーって言葉の意味が変わってきます。
メールだと、そもそも相手がもう読んだかどうかすらわからないし、どれぐらい経ったらスルーといえるのかもわからない。
そんな人たちに既読スルーなんて言葉を使っても、よくわからない。

こういうのネット業界とか金融業界の人と話しててもよく起こります。
なぜか?ネットとかお金とか日常的な範囲のことなのに、実際には投資とかの専門用語なんて、投資やってないと気にもならないですからね。
ボクも最新の情報は知っておきたいなーとか思うんですけど、いかんせん専門領域の変化するスピードが速すぎて、気づいたら知らない単語が身近に迫っていたり。

誰かと話すときに、このへんの認識を合わせるのってなかなか難しい
それが科学なんてもんになれば、日常的にも出てこないし、自分から知りにいかないとわかるわけもないものが多い。
なので、そういう領域の話をするときは、相手の知識量に細心の注意が必要です。(多くの読者の方は研究者じゃないと思うので、誰に言ってんの?って感じですが…。苦笑)

まぁ話がわかるかわからないかに関係なく、自分の話をやたらしてしまうのはよくないかもしれませんけどね。笑
(豊富な知識を軽快に話してくれるのは、それはそれで楽しいというケースもあるので、これまた一概に言えないのが難しいところ。)

結論、何が言いたいか。
研究者の性質はきっと変わらないので、接するときはある程度、覚悟してください…!


それじゃだめか…。
はい、僕たち研究者がもっと気をつけて話します。
何言ってるかわかんねーよってときは、優しく教えてください。

気づきなどのきっかけになれば幸いです。やはり応援していただけるのは、ものすごく嬉しいですし励みにもなります。またぜひお立ち寄りいただければ… (いただいたサポートは、今後の活動資金にさせていただきます。何かしらの形で還元させていただければと思ってます。)