躁鬱病学生の視界

私は躁鬱病患者である。名前はY。
酷く怠惰で憂鬱な灰色の生活を送っていた。

怠けていただけだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれない。大学生なら学問に、スポーツに色恋沙汰に打ち込め、と。

お前の生活は、現在は、その腐った泥のような有様は単にお前が怠けた結果に過ぎないのだと。

そうかもしれない。

しかし、そうでもない部分もあると、思う。
というかそうとでも思わなければ生きて行けないのだ。

躁鬱病について説明しよう。

私のキャラクター性に彩りを加えられそうなのは、最悪なことに、この病なのだろうから。

「感情のブレーキが効かなくなること」

躁鬱病はこの一言で言いあらわせると思う。医学的には間違っているかもしれないが。

躁状態、つまり気分の高揚が激しいときには、天啓が舞い降りたかのようになる。アクセルしっぱなしの自動車のようなものだ。文字通り無限のエネルギーが湧いてくる(ように感じる)し、素晴らしいアイデアが次々に浮かんでくる。

実際、私は自分で書いたプログラムコードを9leapというサイトに投稿していたのだが、それが大企業の目に留まりオファーを受けたこともある(これも私の妄想なのかもしれないが)

だからといって躁は良いものかといわれれば否である。そのあとの地獄を鑑みれば寧ろ躁状態の方が怖い。糸が切れたように、ガソリンがなくなってしまうかのように、急に意欲がなくなり、鬱状態に陥るのだ。

私はこれにより学友関係、家族関係をめちゃくちゃにしてしまった。

これだけならただのクズ野郎留まりで終わりである。みなさんにとって価値があるかもしれないのはいかにしてこの精神障害者が、

・そこそこの収入
・主観的幸福感

を手に入れたかだと思う。次回からその計画と、どうやって、精神を持ち直したのかについて書いていく。

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