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短編台本

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ラジオドラマ用に書いたものであったり、1〜3ページで済むものを貼っていきます。もしももしも、参考にしてくださったり、何かに使いたい際は、教えて下さいませ。
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#ラジオドラマシナリオ

病は恋のように

自劇団の本番2週間前を過ぎてこのタイミングで短編台本をなぜあげるかというと、物販作業でパソコンを開いていたらこの台本が出てきたからです。すっかり忘れていたし内容も読むまで全然思い出せなかった。

インフルエンザに小学校ぶりに(多分)かかって、その直後に書いた2年前。

最近自劇団のツイキャスラジオでラジオ台本を書く、読む、という習慣がなくなったので、強制的に書かなければならないということがなく、書

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血が足りない。

こちらも一昨年の秋頃彗星ラジオ用に書いたもの。

自劇団の稽古中で、客演として出演して下さった野倉さんに読んでもらおうということで名前はそのまま。

当時ホットヨガのインストラクターをしていて(今はお休み中)とにかく汗をかきまくり体力を消耗した日々を送っていて、血が足りないと思いながら過ごしていたのでこのような感じに。健康的な生活でありたいという自分の願望。

狐のコンちゃん

彗星ラジオラジオドラマより。

一昨年11月頃に書いたもの。キツネシリーズ。

自分が自分である話。

これから狸の婿入りに実は繋がってる設定。

名前をつけた

彗星ラジオドラマ。一昨年書いたもの。

当時「おっさんずラブ」がめちゃくちゃ流行っていたのでその影響?と言われたけれど全く関係なく、とにかくこれも男性がよく喋る本を書くということがテーマ。

最後のオチは、高校の時理科で聞いた遺伝の話。高校の時の知識は結構今でも思い出すので、もっとちゃんと授業聞いておけばよかった…。

キツネアザミでも感じたけど、書いてて「男」とか「女」とか、関係ないものに自分は

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白い花

彗星ラジオにて、去年の梅雨頃に書いたもの。

「とにかく男性に喋らせる」ということだけを目標に書いた。

この話を書く前に山田詠美さんのタイニーストーリーズ「電信柱さん」を読み、動けないものの視点の話は面白いなと思って書いた。私の家では実際コーヒーの木を育てているので、彼をモデルに。

毎回書く時、起と結を先に思いついてから中を埋めていく作業をしていくけれど、この話は起とやりたいこと、だけを決め、

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