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zakuro, and so on / 0.8.0 ver

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小説集『zakuro, その断片』2021年秋エディションです。
『zakuro, その断片』2021年秋エディションです。 個別の記事は解放後1週間で、1記事10…
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#純文学

『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (13)

らぢを  なんとはなしに駄目だなあと思ったら、春曜日だった。軽い頭痛がするし、ピアスホー…

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泉由良
3年前

『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (12)

作図  最短距離であなたを狙撃しにゆくよ。ドロップスが柔軟な銃痕に蹂躙されてゆくよ。銃弾…

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泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (11)

道のり  冷蔵庫は脆弱なおーけすとらだ。若しくは呼吸が苦手な生き物。低い音で常に唸る音が…

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泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (10)

「河口」  パラソル、パフューム、パワフルダンス  パラソル、パエリア、パステルカラー  …

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泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (9)

トビラ 扉の向こうは嵐。行くべきではない。年老いた山羊が告げる。構うもんかとばかりに、使…

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泉由良
3年前
3

『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (7)

夏草は君の名前  この先行き止まり。  看板には、そう書いてあった。私は立ち止まり、むっ…

100
泉由良
3年前
4

『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (6)

「白いゆめ」 そろそろ帰らなくちゃと思いながら ふうちゃんとなっちゃんと 路をあるいている 公園があって 冬だから寒い 裸木がほそくてんてんと立っている しばらくすると 淡いピンクの あの儚い薄い花びらが見えて あ さくら 私たち三人はびっくりする そうだ 公園は何処までも続き 見たことのないようなおおきな花を咲かせた背の低い木が でもさくらだ さくらだね と 私たちは云い合う そろそろ帰らなくちゃと思いながら でもいつまでも夕暮れより一時間まえのこの時間が 続いているの

¥100

『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (5)

白い部屋  細胞が個々のペースで崩壊してゆく。ねえ、楽しいはなしをしよう。もうすぐ壊れて…

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泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (4)

「すいかようび」 さあ 四月のエデンにお入り 楽園の扉が開き 果糖を味わうことも赦される 今…

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泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』(3)

「かれは」 祝福 と おめでとう の違いが 三文字分でも分からなくて 葉の色が変わる季節 落…

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泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (もくじ)

 (随時補充されます) 風招き 柘榴の夜  目次 かれは すいかようび 白い部屋 白いゆ…

泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (2)

柘榴の夜 夜を拾い集める。大事に赤い小壜に詰める。彼女は朝を迎えない。柘榴タブレットを一…

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泉由良
3年前
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『zakuro,その断片 /ver 0.8.0』 (1)

この記事は2年前に公開した記事の再掲と加筆を含み、なお一定期間をおいて有料記事に変わりま…

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泉由良
3年前
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