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ドラマから学ぶ経営学2022秋

10年以上、職人的リモートワーカーを続けている結良輪区です。

今シーズンのドラマが終わりを迎えそうなこの頃。

朝ドラ歴はもうどのくらいになるのか分かりませんが…。
今週もいろいろ気になるところです。

今期の朝ドラの評判がなぜかあまり良くないようですが…、
私は先人の知恵や経営学などの視点から興味を持ち、
毎日楽しみに見ることができています。

どのドラマを見ても思うのが、人間は歴史を繰り返す、
懲りない生き物なのだという事。

●『ちむどんどん』
料理人や店を持つ事を実現しようとする、若き女性が描かれています。
この題材自体は、いつの時代でも普通にある事ですし、
学校に行かずにいきなり料理人修行をはじめて成長し、
次に自分のお店の経営を目指すのも、
現実の世界でもよくある事だと思ってみています。
インプットした事を、自分の理想に向けてアウトプットしていきたいと思う気持ちは、いつの時代でも変わらないものだなーと思っています。


そういう意味では、今期のドラマはビジネス視点で見て面白そうな物ばかりをTverで見ています。

●『オールドルーキー』
スポーツマネジメントという分野の話でしたが、スポーツに限らず、
現役世代が思いっきり活躍する為には、より良い環境とマネージメントが必要という事が、よく描かれていたなと思いました。
誰かのやりたい事を実現する為には、多くの人が動いている事。
これは、自分の世界を追求しようとする人は、忘れがちな事だと思います。
自分一人がやりたい事と、周りの人がやりたい事は、全てが一致する事は少ないからです。
利害関係を考えて、やりたい事をやる為には、自分がどんな役割を持っていて、
どこまでの責任を果たす必要があるのか、考えさせられるドラマでした。

●『ユニコーンにのって』
こちらは、貧困やどんな立場や年齢でも関係なく、学習機会を作り、
自分の未来を切り開く、という夢を実現させる若い女性のお話。
働き方や、働く人たちの信頼関係が重要だという事が描かれている気がします。
ビジネスコンテスへ出場して、事業の運営資金となる賞金獲得を目指したり、社外メンターとの出会いや信頼関係を見つけて、更なる資金調達やM&Aにより、本来の目的に近づいていくヒロインの姿が、爽やかだなと思いました。
働く環境については、同年齢以外のおじさん営業が転職してくる事で、
未経験の部分をカバーしてもらえ、自分たちの未熟さに気づいていく、という成長が見られました。
このヒロインの素直さが、可愛く見えるのですが…。
実際にCEOとして突き進む女性が、こんなに可愛らしい方って、なかなかいない気も…(※個人的感想です)。
業務パートナーとの気持ちの良い取引、とはどんな事だろうと、考える機会になります。

●『六本木クラス』
韓国ドラマのリメイクと聞き、日本語カバー曲も使われていて、話題となっていました。
韓国版見てないですが、日本版では大企業側の悪役の香川照之氏が、現実でも悪い噂が出てしまい…。竹内涼真は何か悲しい役が多いですね…。
内容としては、小さなお店が、どうやったら大企業とのトップ争いに参戦できるのか、というような話で。
大企業だって昔は、小さな1つのお店からはじまっているのに、大きくなるにつれて、お客さんに喜ばれる事を忘れ、自分たちの利益を追求してしまうという…。
色々な悲しさや人間の愚かさが描かれており…、会社を大きくすると維持が大変、という事も見える気がします。


いつの時代も、働く環境や人間関係、信頼関係以上に重要なことはないような気がするこの頃です。
それぞれ最終回がどうなるのか、楽しみです。

結良輪区

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