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DX化・情報の蓄積:年末商戦は夏からはじまっている!

10年以上、職人的リモートワーカーを続けている結良輪区です。

暑い日々が続いていた今年の8月上旬。
先月は…、年末商戦用の資料作りを行い、大体4~5ヶ月前から、
全国各社の販売戦略がはじまっているのだなと実感。

お盆前早々に、年末商戦向けの業務をひと仕事終え、今年も終わった気分でいたところ。そして今月からは、来年の企画がはじまります。

私は毎月マーケティング資料作成のお仕事で、気象庁が出している全国の
気温の数字を見たりしています。

そして、毎月、前年や前々年、前後の月などの気温を見ていると、色々な
傾向が見えてきます。
また、統計局の消費動向の数字と合わせて見てみると、何が売れて、
何が売れなくなっていくのか、など、気温と物の売れ行きの関係で、
消費者動向が見えてくるのが、なかなか面白い。
我家も同じ傾向なんだろうなぁと思ったり。

扱っている数字でグラフを作って見えてくるのは、日々の情報をコツコツと収集して、データベースに蓄積しているおかげ。
こういうチクチクとした作業、小さな細かい情報を正しく集めて貯めていくのが、とっても重要。
何か1つでも、取り決めと違って集めていると、その情報は意味を失ってしまう場合があります。

ですので、一定の取り決めに従って情報を集める事が重要で、それを正しく情報伝達できるように、コツコツと入力したり貯めたりする事って、本当に雑にやってはいけないことだなと思っています。

近頃、データを可視化する、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉をよく聞きます。
DXは、社内外関係者(顧客や取引先)も含めた業務改善を通じて企業成長を目指すもの、だそう。
デジタル技術を活用して製品やサービス、ビジネスプロセスを変革することにより、新たな価値を生み出していく活動、なんだそう。

例えば、お客様に入力してもらった情報を、社内で共有できるように、
誰が見ても分かる状態にデータベースへ貯めていくと、それを色々な事へ
活用する事が可能となります。

業務内容を担当者別に一覧化して、依頼する際の申し送りに情報を流用できたり、過去の依頼履歴を共有したり。
担当者以外の人が見ても、どんなお客様で、どんな商品を購入しているのか、把握できたり。
但し、この場合、本当に正しい情報だけが入力されている事が重要となります。
間違った情報が蓄積されても、あまり意味がなくなってくるので、
各自が正しい情報を入力、伝達する事が重要となります…。

今は便利なツールが沢山あり、例えば無料で使えるGoogleフォームなどもそうですが、入力された情報を自動でグラフ化(可視化)してみる事ができます。
これをフル活用すると、いろいろな傾向を分析したり、業務効率化の道筋を立てやすくなったりします。

さて、ビジネスの現場で、沢山蓄積している情報を活用しないと勿体なく…。
顧客データベースで、年齢、性別、どんな属性なのか分析したり、
販売商品別で、価格帯や色や大きさ、形などの売れ行きを分析したり、
活用しようと思えば、色々な傾向を見る事ができるのです。

DX化する事は、中小企業では難しいようにも思われがちですが、昨今登場している、手軽なサブスクシステムを利用してみるのも、悪くはありません。
いずれ、お金をかけてデータ移行する場合を想定して、情報をどんどんデータベースへ貯めていく事をやっておくのをおススメします。
データベース化をする事は、情報を整理する、活用する為の収納術ですね。
何をどうしたらいいのか分からないという事で、
はじめから外部業者に委託するなど高額なシステムの導入は、
活用しきれなかった場合のダメージが大きいので一番おススメしない方法です…。

無料や安価なサブスクシステムを利用して、顧客情報、予約情報、販売情報の伝票などを、蓄積しておくようにすると、後に無限大に情報を活用する事ができ、業務効率化と販売推進などに役立てる事ができます。

2年程前に、実店舗を持って事業運営している会社におススメして、実際に運用を続けているシステムでセレクトタイプというサブスクシステムがあります。
簡単なWEBページの作成、イベントページの作成、予約フォーム作成、各種フォーム作成、など、基本的にはノーコードで利用が可能。
既存サイトへリンクしたり、埋め込んだりも可能なので、使い方を考えてみると、無限の可能性が広がります。
このシステムを導入した店舗では、予約管理の数を初期の何倍もに増やし、売上も飛躍的に伸ばして維持管理する事ができています(免税事業者から課税事業者となり、納税を開始…)。

ある程度、予約を自動化したり、一部自動返信をしたり、事務処理を一括管理するのに、大いに役立ちます。
また蓄積した情報は、リアルタイムにグラフ化されるので、様々な傾向を確認する事ができます。
様々な業種の事例やテンプレートがあるので、小さいお店や会社でも使ってみて損はないと思います。
データは、一覧としてCSV形式でダウンロードする事ができるので、バックアップを取っておき、例えば会計システムへ入力する情報へ流用するなども考える事は可能。
別のシステムとの連携機能はないものの、繋ぎ方を考えて一部の情報でも流用して、現状より時間短縮に繋げることはできるのです。

1日に何件もの問い合わせが入るビジネスを運営している方、予約の業務フローをもっと簡単に確立したい方、販売実績を蓄積・管理したい方、色々なビジネスでの活用方法が考えられます。
全ての記録をどんどん蓄積し、どんな情報も実績として残しておくことがおススメ。

あなたのビジネスでも、簡単にできそうなDX化(情報蓄積、可視化)から、少しずつはじめてみては?

結良輪区

【参考情報】
セレクトタイプ
 select-type.com


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