見出し画像

「都立工科高校ドリーム・フェスタ」へ行ってみました。

10年以上、職人的リモートワーカーを続けている結良輪区です。

9月最後の日娘ちゃんを連れて、『都立工科高校ドリーム・フェスタ』へ行ってきました。夏休みがすっかり、介護や病気で終わってしまい…。
ずっと予定していた新宿へ行くことができなかった為、たまたま見つけたこのイベントへ、少し前から予約を入れていました。珍しく家族3人で電車で外出。

娘ちゃんが小学校前から、PC操作などに興味がある為、高校は普通科ではなく、情報技術やモノづくりを学べるような学校へ行ってみるのを勧めています。私達親二人の経験上、漫然と普通科へ行ったのは失敗だったと思っているので…。見て、触って、体験して、衣・食・住、どれかの分野で、商品やサービスがどう作り出されているのかを、今からでも少しずつ知った方がいいだろうと思っています。
今、小学校でなぜ算数を習っているのか、なぜ漢字を覚えなければならないのか、その全てが将来の自分の職業へ繋がっていくのだから、やれるだけやっておかないと、大人になった時に、好きな道を選べずに、誰かのせいにしても仕方がないのだよー。と、小さいうちから伝えるようにしています。

コロナで世界が一変した際に、会えなくても、接しなくても、生きていける技術というのが、相当アップデートされたので、世界の技術はどう進化しているのか、進化させるのは誰なのか?自分がなりうることもあるのでは?と、同じ人間同士で色々な考えを持ち寄って、頭を悩ませると、物凄い技術が生まれる、相互協力すれば課題解決ができるという事を、徐々に理解してもらえたらなーと、実際の技術を見る機会を設ける事にしています。

開始時刻直後に会場へ到着してみると、ワークショップや体験コーナーは、大人気!
娘ちゃんがやりたがった『キーホルダー作り』に並んでみました。
物凄い混雑の中、親子で1つずつ体験。レーザーカッターで切り出されたパーツの中に、好きなアルファベットやアイコンを詰める事ができるキーホルダーでした。パーツ選びでは、娘ちゃんは推しの名前とカラーで作りたいと言い、親には何だか分からない推しメンの名前で作成。私ももう一人分作らされました。アクリル板にねじ切りをしたり、頭がないネジを止めたり、と初めての体験ができ、好きな色や名前入りのキーホルダーができて、楽しめた様子。その後も、缶バッジづくりや、サイリウムの作る実験など、身近な商品がどのように作れるのかを説明を聞いて、見て、手を動かして、体験。

その後は、私が是非聞いてみたかった、吉藤オリイさんと東京副都知事の対談を家族で聞きました。オリイさんの工業高校時代の話、先生や新しい技術や設備との出会い、興味のある事に没頭できる学生時代、起業までの道のり、人との繋がり方など、自分の好きな事、没頭できる事、を見つける事の重要性。探求心、向上心をなくさず、社会の困りごとや技術の再現性を試行錯誤する姿勢など、聞いていて、子供も大人も含め自分の未来を変えていくのは自分でしかないのだなぁーと、感じました。なりたい自分になるには、自分が考え行動するしかないのだと。自分が作り上げた物を見せて、周りの人の反応を変えていく…。

娘ちゃんには、親の反面教師でもいいので、どうしてもやってみたい、手に入れたいと思う知識や技術を見つけてもらいたいと思っています。

レーザーで名前を彫ってくれる体験で、受取が午後になった為、待ち時間でランチを食べ、再び会場へ戻りました。最新の機械設備や高校生の作品、一部の技術の体験など、午後の時間でも足りないくらい、娘ちゃんも興味を持って会場を回る事ができました。高校生になるまで、毎年、行きたいと言ってくれました。実際に学校見学や説明会を聞ける年齢になるまで、色々な学校の文化祭など、連れて出かけるといいかなと思っています。

娘ちゃんたちの時代は、人不足が確実の為、高卒で働ける学科を見つけてもいいのかなと思っています。興味のある分野で早く働いてみて、やっぱり別分野を学びたければ大学へ行って、再度就職を目指す。でも全然いい気がしています。若いうちなら方向転換できるので、選択肢が広いうちに様々な体験をするといいだろうと思っています。

結良輪区

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?