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おとなこそ、真剣に遊ばないと。

むかし、 #同時日記 という遊びを、ここnote上でやった。検索してみたら出てきたので、下記リンクに飛んでもらうとわかりやすいかもしれない。

今やスタバ級の知名度とユーザー数を誇るnoteがまだブルーボトルぐらいだったころ、バトンズの古賀史健さんと、かもめブックス/鷗来堂代表の柳下恭平さんと3人で、飲んだ勢いで、まったく同じ日に同じテーマでnoteを書くということを試したのだ。

最初3人で決めたテーマはたしか #コロナ だったと思う。ちょうどそのときBARで飲んでた、ビールのコロナ。読み返すとじぶんのド下手っぷりをみて死にたくなりそうなので検索はしないけど、確かそうだった。

その遊びを見ておもしろがったnoteの加藤さんが乗っかってくれて、コピーライターのMさん金そよんさん、編集者のおのみさん、ライターの大越さんに、小説家の小野美由紀さんも加わって、ちょっとしたお祭りになった。

持ち回りで #飛行機 #おでん #就活 などのテーマを決めて、グループメッセージで〆切を管理し、読みあって、感想を言い合う。久々にスレッドを見返してみたら、ぼくの原稿がボロクソに言われてて笑った。

半分があったことのない人で、ほぼ全員が先輩で、みんながことばに携わる人たちだったので、いま以上に若輩ものだったぼくはすごい緊張感を感じていた。アップするたびどきどきしたし、他の人のいい原稿を読んでは凹んだ。

#おでん を書いたあとはじめてみんなで新宿の「お多幸」にあつまり、おでんを食べながらあーだこーだ言って、奇妙な、でも居心地のいい夜を過ごした。しんどかったけれど、とびきりたのしい「おとなの遊び」でもあった。

今月に入ってからだけでも、「夏の魔物」というフェスに行ったり、「ヨーロッパ企画」の芝居を見に行ったり、「ハンバートハンバート」のライブに行ったり、映画に行ったり、飲みに行ったりとそれなりに色んなところへ行ってはいるけれど、おもしろいものを受け取ってばかりで、真剣に遊べてないなあと反省する夜に、 #同時日記 のことを思い出したのでした。

またみなさんに声かけてみようかな。だれ一人、差を縮められた気がしないけど、前より正確に距離を測れるような気はする。