- 運営しているクリエイター
2017年6月の記事一覧
やすくておいしい炭水化物
「よー肥えたな。どうせ東京でええもんばっか食うてるんやろ」
関西に帰り、ひさびさに会った人に言われがちなこのセリフ。
ぼくは決まってこう返す。
「ちゃうねん。“ええもん”食えてへんから太るねん」
不規則なひとり暮らしをしている僕の食事を支えてくれているのは、コンビニと弁当屋、そしてファーストフードだ。2時だろうが6時だろうが開いていて、あたたかい食事を提供してくれるのは本当にありがたい。いつ
キャバ嬢からくるLINEをみて思う
数日にいちど、歌舞伎町のキャバ嬢からLINEがくる。内容は、旅行に行ったとか、病院に行ったとか、ペットがかわいいとか、そんな他愛ないものなのだけど、返信を一切してないのに、途切れず届く。
たった一晩、大先輩に連れられ、Tシャツ姿で明らかに場慣れしていない様子で来店したぼくの優先順位は、彼女のなかで相当低いはずだ。カウントダウンTVでいうとサビが数秒流れるレベルだろう。そのぼくにこの頻度でLINE
夫と父と舅は、きっとちがう
土曜日、SCRAPさんに呼んでもらって「リアル脱出ゲーム大パーティ」の取材に行ってきました。「リアル脱出ゲーム」誕生10周年を記念し、西武ドームに10,000人を集めて行われた大規模なものです。ずっとたのしかったのですが、特に18時から行われた特別講演『宴からの脱出』は圧巻のひとことでした。ぼく、感動するとほくそ笑むくせがあるのですが、オチの大胆さと周到さに、ひさびさに声を出して笑ってしまいました
もっとみる池袋駅に書房兼茶房がオープンするようです
昨晩は朝までずっと、「本にカバーをかけて中身を見えなくする」という、なんとも奇妙な作業をしていました。6月30日にオープンする「梟書茶房(フクロウショサボウ)」というお店のお手伝いです。
Esola池袋に新業態「本と珈琲 梟書茶房」が6月末オープン!
梟書茶房はその名の通り、「書房」であり、「茶房」です。ドトールが気合いを入れて淹れたコーヒーを飲みながら、1,000冊の蔵書を読むことができます
「あの頃のおれ最高おじさん」にはなりたくない
一年に一度、大学で話す機会をもらっています。とある大学の、編集志望の学科の1年生に編集者のしごとがどんなものなのかを紹介する内容です。明日が一年ぶり三度目の授業で、今晩はずっとその準備をしていました。ぼくよりこの授業に向いている人を、知り合いだけでも30人は知っているのでたいへん恐縮なしごとなのですが、何年にもわたってお声がけいただけることはすごいうれしいですし、何よりいい定点観測になるのでお引き
もっとみる如水会の無料講座が豪華すぎるのであんまり人に教えたくない
今日の夜は、一橋大学の同窓会組織「如水会」さんが主催するこちらのイベントに参加してきました。
6月度開放講座「ことば」が社会を変える
以前取材させてもらったことのある松井先生と、博報堂ケトル代表の嶋浩一郎さんとのマッチメイク。無料ということもあって会場は超満員。詳しく書いていいかわからないので詳細は省きますが、「加齢臭」、「女子力」、「おひとりさま」、「イクメン」といった言葉について示唆に富ん
説明上手な歯医者さんと『ディストラクション・ベイビーズ』
歯医者が嫌いでした。こどものころから虫歯になりやすい体質だったり、前歯全部差し歯にする(高校の球技大会で折れた)大手術を受けたことがあったりで普通の人より多くの時間を歯医者で過ごしてきた人生だと思うのですが、いっこうに慣れませんでした。
上の文がすべて過去形なのにはワケがあります。いま、歯医者嫌いを克服しつつあるからです。いま通っている歯医者さんには、あまり「こわい」という感情を持ちません。もち
紙の本は豊かさの象徴なのかもしれない
引っ越しに向けて、部屋の整理を進めています。今の部屋に越してきたのが4年前なのですが、「今も好きだけどもう要らないもの」がけっこうあって荷物が減りそうです。
Netflixで観られる映画のDVDや、盤を持っていなくてもいいかなと思うCD、ダウンロード販売されている古いゲーム……。
いろいろ処分していて思うのは、「現物所有」の尊さです。所得が減り、色んなものがデータに置き換わっていくなか、「モノ
サボりがちなやつ、すぐ法人化したらやるしかなくなってうまくいく説
会社設立2日目。
今日、独立を予定しているという友だちから「起業おめでとう! おれも独立を考えてるんだけど、どうして最初から法人にしたの?」という連絡をもらいました。雇う人もいなけりゃ(ツドイの従業員はぼくだけです)売上の目処もたってないのに(うるせえ)どうしてめんどくさい手続きをして、安くはないお金を出して法人化したのか。いつも思考が足りず大体の質問に「えっと……それはだね……」と考えながら話
「桜丘」の「うしごろ」で
口にすると一人前になった気になれる言葉というのがあります。
大学生にとってのそれは「オール」でしょうか。うん。余りある時間と体力、そして自意識を消費する方法としていい感じです。社会人にとってのそれは「ハナ金」でしょうか。一週間自分なりに一生懸命がんばった感じがいじらしい。職種によっては、「締め日」とか、「校了」とかもそうかもしれませんね。どれも、最初に口にするときに気恥ずかしさを感じた気がします
「発注したいから、何ができるのか教えて!」と聞かれて、へんな汗が出た
「会社つくりました」と告知して3日が経った今日、早くも連絡をくださった3人の方にお会いしてきました。まだまだ「初受注!」とはなっていませんが、ありがたい限りです。
独立宣言直後からたくさんの人に「おめでとう!」、「応援してる!」、「仕事したい!」、「ランチしましょう!」、「打ち合わせを!」と色んなお声がけをいただいています。女性から「すごい! かっこいー!」なんて言われて嬉しくなっちゃったりもし
Nintendo Switchの『ヒューマン・リソース・マシーン』でプログラミング世代との邂逅に備えよう
ゼルダをクリアして以来しばらく触っていなかったNintendo Switchで、おもしろいソフトを見つけたのでご紹介したいなと思います。
『ヒューマン・リソース・マシーン』という、6/8に発売されたばかりのDL専用パズルゲームです。
開発はSwitchのDL専用ゲームとして評判のいい『神巫女 -カミコ-』や『グーの惑星』、『リトルインフェルノ』と同じフライハイワークスで、お値段は1000円ポッ