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うつ克服から知った「開き直る」が大切

開き直る 「まぁいいか」「仕方ない」「何とかなる」
漠然として根拠がなさそうで、中途半端なイメージ
完璧主義者からしたら甘えと捉えられる言葉

でも実際はとても重要だと体感してきました。

自分のうつ克服の転機に開き直りがあります。


自分のうつ

10年前、うつ病(適応障害)と診断され休職しました。

完璧主義だった自分は、
自分の理想と現実(実力)のギャップが許せず、
実力不足だと思い込み、他者からの視線を過剰に意識し
いらぬ心労を抱え頭がいっぱいになっていました。

うつ症状は軽度なものと主治医には言われていましたが、
当時の自分は人生のどん底のような、どうしようもない感覚で一杯で、
毎日悪夢を見、寝る事が怖くなり寝れず、疲弊し、また悪夢を見る。

あがこうがもがこうが、明るい未来なんて無いとしか思えませんでした。


うつ克服のきっかけ

薬の助けもあり、たまにポジティブになったりもしました。
だけど、それにも波があり、沈んでしまえばまた負の思考が襲ってきて動けなくなる。

ある時、衝動的か、何かのひらめきか、
車を走らせスポーツ店に入り一足のランニングシューズを買いました。

今でもなぜその行動に移せたのかは思い出せませんが、
嫁さんに腹を立てて不機嫌だった事だけ覚えています。
その場から逃げ出したかったのかもしれません。

ランニングシューズを買ったその時からランニングに没頭するようになりました。
ランニングをしている時は「今」を感じる事ができ、
思考や気持ちが安定する事に気づきました。

うつにより頭がごちゃごちゃになっていた時には気づかない思考が時折降ってきました。

「まぁいいか」
完璧主義な自分が避けていた言葉、
使う人は悪だとさえ思っていた言葉

このフレーズが降ってきた瞬間今まで感じた事のない閃きがありました。
パズルのように自分が抱えていた悩みに「まぁいいか」がはまっていき
一気に視界がクリアになった感覚を今でも覚えています。

それから半年ほどで仕事に復帰することができました。

復帰に際しても、不安や焦りはもちろんありました。
だけど、「まぁいいか」を常に隣に置くことで
今までだったら悩んでいた事が何でもないように感じ、
自分の事、周りの事でくよくよ悩まず前に進めるようになりました。


「開き直る」が大切

それからの自分は正に「一皮むけた」状態

自分のなかの完璧主義思考が
「仕方ない」「大したことない」
出来なくても「まぁいいか、次!」で上書きされ
好奇心、行動力も増え、ポジティブになり無敵モードです。


人生では開き直り(切り替え)が大切。
ですがむやみやたらと開き直っては中途半端なぐーたら人間になります。

重要なのは開き直りを発動していい条件です。

自分に嘘をつかない
何か苦しい時、めげそうな時、逃げたいとき
その感情は自分にとって正当な言い訳なのかどうかを問い詰める
その感情が本当なら、
さっさと切り替える
「まあいいか」
自分の信念に素直であれば切り替えても後悔はない


今、過去の自分に言いたい言葉は、

「何でそんなに自分で自分を押さえつけているの?
人生は自由だよ?
何をしたっていい、何かをやり遂げなくてもいい
何かから逃げてもいい、
そこに自分の信念があれば前に進めるよ。」

最後に

病中、支えてくれた家族、周りの方に本当に感謝しています。
当時は周りが見えず気づく事が出来なかったですが、
献身的に支えてきてくれたから今の自分があります。
ほんとうにありがとう。

うつ病と診断され克服した事によって得たものは自分の中ですごく貴重なもので、確かな成長を感じています。

「開き直る」事
人への「感謝」

今では「ありがとう」が口癖で(もちろん本心からの言葉です)
人に寄り添いたい、頼られたいという気持ちを実感しています。
人間の共存本能を実感です。

人って素晴らしいですね。


ご覧いただきありがとうございました!
なにか参考や気付きになれば幸いです。
良ければまたよろしくお願いします٩(๑´0`๑)۶

最後までお読みいただきありがとうございます! 知識ゼロのサラリーマンパパが暗号資産で色々な遊びを実践していってます。 「こんな遊びもあるよ!」と教えてくれるととても喜びます♪ 是非一緒に遊んでいきましょう!