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ゆにばーしてぃポテト@小説
2022年4月20日 07:39
▼前回のお話はこちらから 真っ先に反応したのは、男の俺や能登ではなく、この不思議メンツの中で最もか弱そうな、未来人の三崎さんだった。 細い手足を勢いよく降り、俺たちとの距離を引き離していく。記憶が霞んでいてハッキリとは思い出せないが、俺の50メール走のタイムは悪くなかったはずだ。全力で足を動かしているのにも関わらず、彼女の背中はみるみる小さくなっていく。 しかし、三崎さんの走り方には違和