見出し画像

9話(最大約4時間半)まで見ろ!!

はじめに

 今回はあの伝説の作品「CLANNAD」を見た感想をまとめていきたいと思います。まだ視聴していない方は参考にしてみてください。

あらすじ

 こちらの作品は高校三年生の岡崎朋也が無気力な毎日の繰り返しの生活を送っていたが、一人の少女と出会うことで、生活が大きく変化していくという恋愛作品となっています。物語の構成として、数話ごとに登場人物に焦点を絞ってストーリーを描くものであり、少しずつ見ていくことに向いている作品となっています。


イメージ図(stable diffusion)

魅力

 この作品の魅力は大きく分けて3つで

  1. 意外と少ない登場人物

  2. 感動できるだけではない物語

  3. ○○しようと思って見てはいけない

 1つ目の魅力については、この作品を見る前は「CLANNAD」は女性キャラに大量に囲まれた、ハーレム的なものをイメージしていました。しかし実際のところは「CLANNAD」のメインに関わてくるキャラクターは8人程度であり、キャラの名前と顔が一致しやすくとても見やすかったです。
 その理由の1つに、名前が漢字一文字のキャラや聞き馴染みのある苗字が多いことが要因だと感じました。

 2つ目の魅力については、皆さんのクラナドのイメージってどのようなものですか?私はこの作品を見る前は「泣く、泣かせる」演出が多い作品なのかなと予想していました。
 しかし実際は確かに泣ける話は存在したのですが、それだけが魅力ではないことに気づかされました。複雑な家庭環境のにどう向き合うのかや、個人が抱えている過去などに着目するとすべてを
「感動」という形に持っていくだけではもったいないと感じました。
 リアルでも他人は何かしらの過去を引きずっているのかもと考える、接し方を見つめ直す良いきっかけを与えてくれたと思います。

 3つ目は2と似ていますが、「感動しよう!!泣こう!!」と思って見てはいけないです。
 これはどういうことかというと、この「CLANNAD」という作品制作が「京都アニメーション」ということで、キャラクター達の声では語られないメッセージ性が多く隠されているということです。
 具体的に解説すると、目線を反らす様子や口元を噛みしめる様子、そして会話を聞いている周りのキャラクター達の表情といった、音として発せられない「一瞬の部分」にメッセージ性、含みが込められているんです。
 これは脳を「感動モード」に切り替えて見てしまうと、視野を狭めてしまいフォーカスされていない部分を見落とすので、もし視聴する際は「感動するな、泣くな」とは言いませんが、なるべく平常心で見ることをお勧めします。
 まぁそれでも泣いてしまうんですけどね。

 最後に「CLANNAD」全22話+番外編を見ようと考えている方へ。全22話多いですよね。そんな方はとりあえず9話まで見ることをお勧めします。ここで大きな章が1つ終わるので、まだ見ていない方が続きを視聴するかを判断するポイントになるのではないかと考えます。
 ちなみに9話までのメインとなるあらすじをざっくりいうと「姉の結婚式を祝ってほしいと言う少女」のお話です。しかし少女の話はどこか不思議で、つじつまが合わないそんな「謎に秘められた」少女のようです。


イメージ図(stable diffusion)


 

まとめ

 いかがでしょうか?ただ感動するという表現では、もったいない作品「CLANNAD」。私はこの記事を書いている段階では「AFTER STORY」を視聴していないので、一体視聴後どうイメージが変わるのか、そしてこの作品が「人生」と表現される所以を見つけていきたいです。
 ここまで読んでいただきありがとうございました。


イメージ図(stable diffusion)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?