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私が海外大学院に留学を決めたきっかけ

こんにちは。
はじめてのnote、読んでくださりありがとうございます。
もう少し詳しく書きたいなと思いはじめたので、いつか追記するかもです。

今日は、私が留学を決めたきっかけについてお話しします。



最初はただの憧れだった

漠然と留学を考えはじめたのは、大学2年生の時。
自己紹介にも書いた通り、何かかっこいいことがしたい!という気持ちでした。(よく思考がお花畑と言われます)

うちの建築コースも、6年制の課程を推しており、
理系なら大学院に行くのもありかなーと思っていました。

しかしこの頃は、そんなことより早く就職して、一人暮らししたい!という気持ちの方が強かったので、”夢のうちのひとつ”としか考えてなく、
また、心のどこかで『どうせ無理だよな』と思っていたため、頭のほんの片隅に候補としてあったくらいでした。


就活を始めてみて感じた違和感

B3となり、みんなが徐々に就活へと動き始める頃。
絶賛コロナ禍の始まりだったので、就活の始め方も、友達がどれくらい就活を進めているのかも、何もかもわからない状態でした。
もちろん、進めている子はきちんと自分で動いて進めていました。
しかし私は、周りがあまり見えなかったのもあって、それよりも目の前の設計課題を優先して生活していました。
(今思うと、コロナで周りの就活ムーブに流されるように就活を行わなかったのも、この進路に決めた一つの要因かもしれません、、、)

ですが、さすがにこの時はまだ大学院に進路を絞ることができず。
夏頃から徐々に就活を始めてみました。

しかし、企業研究や業界研究、自己分析を続ける中で、

  • 本当にこのまま今の日本の企業に就職するので良いのか?

  • 私が建築を学んできて将来やりたいことが、今与えられている選択肢のうちでできるのか?

  • まだ自分でも勉強不足な気がしているのに、このまま社会に出ても良いのか?

と考えるようになりました。
就活を通して、もう一度自分のやりたいことを見つめ直し、
ただの憧れだった大学院進学を、本気で意識し始めるようになりました。


背中を押してくれる人がいた

それでもやはり、最初は不安だらけでした。
国内に進むか、国外にするかも決めかねていました。

ましてや私の大学は、ほとんどすべての人が就職組。
建築でも、大学院に進む人は少数派でした。

とにかく最初は、いろんな人に相談しまくりました。
割といろんな教授と仲が良かったので、アポを取って相談したり、先輩に相談したり、、、

その中で大きなきっかけとなった言葉を二つ。


まず初めに、同じ研究室のM1の先輩が、

「Architectureって、元はArtとTechnologyの融合らしい。日本だとどうしても地震があったりとかして、Technology寄りになっちゃうけど、海外だともっと自由に、建築が学べる環境があるんじゃないかな」

と仰ってくれました。
この言葉から、自分のやりたいことが、建築とアートの境界線という部分にフォーカスしたように感じます。


でもそれって、芸大とかでもできるんじゃないか?と悩んでいた時。

研究室の教授ではないのですが、B1の頃から何かとお世話になっていた教授が、オランダの大学院に留学経験のある方でした。
その方に相談した際にいただいた言葉です。

「建築の素晴らしいところは、図面やスケッチでコミュニケーションが取れるところ。英語ができなかったとしても、それを諦める理由にしてしまうのは勿体無い」

そして、中々院進を選ぶ人が少ないこの大学で、自分と同じ海外の院進を考えているなんてとても嬉しい!自分にできることならなんでもサポートするよ〜ポートフォリオも見るし推薦状も書くよ〜と快く仰ってくださいました。
周りと違う道を選ぶ不安に押し潰されそうになっていた私は、教授の前で大号泣…(教授ギョッとしてました。ごめんなさい)

たとえ語学ができなくても、生まれも育ちも全く違う人々と、”建築”という共通言語でコミュニケーションが取れる世界。
これは、留学でしか味わえないことだなと思い、国内の院進ではなく、国外一本に絞ることに決めました。
ここからまた大学院選びに相当苦しむことになるのですが、、、長くなるのでまた別の機会に。

※もちろんこれは、私の場合ですので参考までに。
文系の大学院留学とかだと、もっともっと決断までに高いハードルがあるかと思います。


他にも、話を聞いてくれた友達や、「あなたならできるよ!」と声をかけてくれた研究室の仲間たちには本当に感謝しています。
逆に、やはり就活にしようか悩んだ時に、「私がわかる範囲でだけど、、」と色々と教えてくれたり、「今からでも大丈夫だよ!」と声をかけてくれた友達にも。
本当に人に恵まれていたなと実感しています。

そして、ちゃんと自分の意思が固まってから両親に報告しました。
遅いよ!って感じですが、色々決心する前に報告すると質問攻めされた時に揺らぎそうだったので。
今までの進路選択で私の意見を尊重してくれた両親でも、さすがに驚いていましたが、「あなたが決めたことなら応援する」と言ってくれました。

こうして、教授や友達、家族など、多くの人の応援があったからこそ、私はこの進路を決心することができました。


進路に悩んでいる人へ

もちろん、厳しいご意見もたくさんあるかと思います。

『こんな軽い気持ちで進路決めたの?』
『極めたい研究分野や所属したい研究室が海外にあるわけでもなく、ただそんな理由で?』

…ごもっともです。

でも、わたしみたいなタイプの人間もいるよ〜ってことを、もし今進路に迷われている方がいたら、是非知ってもらいたいです。


実際、自分が「海外大学院 留学」などのワードで調べた時に、

『えっみんなこんなにちゃんと考えているのか、、、やっぱりやめとこうかな、、、』
『やっぱりこういう道には、特別な人が進んでいくんだろうな、、、』

と何回も思ったからです。
こんなにちゃんと考えてるとかは、当たり前やろがいという感じですが(笑)

もちろん、目標や目的意識がしっかりしているのが一番良いですよ!
これが正しい決断だったのか迷うこともないし、自分をひたすらに信じて頑張ることができるのが一番理想的です。

私自身は、何度も迷いました。
やっぱり就活するべきだったかと、何度も就活サイトに登録し直して。
進路が決まっていく周りのみんなを見て焦り。
卒業後もなんだかんだ、本当にこれでよかったのかな、と落ち込むこともありました。

でも、やっぱり、それでも諦めなくてよかったと今なら言えます。
なので、自分は特別じゃないからとか、そういう理由で諦めないでほしいです。


22卒の私は、第一目標を22年10月入学、第二目標を23年2月入学として、
それでもダメだったら、留学は諦めて23年4月から働けるようにポートフォリオ詰めまくってどうにかすると決めていました。

やってみて、ダメだったらまた考える!
そんな道でも良いかと思います。




私自身も、まだスタートラインに立たせてもらえただけで、実際きついのは本当にここから。
海外の授業についていけるのか、ましてや卒業できるのか、不安しかありませんが、、、

やってみて、ダメだったらまた考えてみます!
とにかく今は頑張るとき!
いけるとこまでいってみようと思います。


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