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毎年の家族行事のお米作り。
いよいよ収穫の時がやって参りました!

1日目

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我が家の田んぼは全部で3箇所あります。
大・中・小と分けておきましょう。
まず初日は小田んぼの稲刈りでした。
毎年おじいちゃんの集合でそれは始まります。
バインダーで稲を刈り取り、バサバサとまとめられた束を今度は「3・3・2」で積み上げて縄で縛ります。

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それを干し場に運んで、天日干し。
次回脱穀へと続きます。
小田んぼは半日作業で終了です。

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そして午後は先日見学に来て下さったAさんが、その際にやり残した雑草刈りの続きをやりたいとの事で集中作業に完全装備でいらしてくれました。
さらに、来週また続きに来てくれるとの事!
女性版Nikkyさん現るの巻(笑)
お忙しい中ありがとうございます🙏

2日目

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いつもうちみるヘルプに来てくださるNikkyさんが、たまたま本日お手伝いにいらっしゃるタイミングだったので稲刈りを一緒にして頂く事に。

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本日は中田んぼを1日作業と、
大田んぼは業者の方にお願いしてコンバインで刈り取りそのまま出荷したみたいです。

実はこの大田んぼでちょっとした事件発生。
私がこっそり植えていた「黒米」。
ほとんど穂が実ってはいなかったものの業者さんがくる前に刈り取るのを忘れていて、そのまま普通のお米と混ざって出荷。
乾燥すると黒くなるから、カメムシ被害にあった米として判別されそうだけど黒米の行く末は不明です。

おじいちゃんに事後報告したら(←遅い)、まぁ良かべ。とは言っていたので大ごとにはならず。
ちなみに、ハウスに移動した黒米はまだ穂が垂れるのを待っています。

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話は戻ってNikkyさんには、束をまとめる作業をお願いする事に。
他の人のやり方を見ると、軽々と簡単そうにやっているけど実際にやると難しい!とのお声が。
それでも一人増えるだけでもこの規模だと全然スピードが違うので、本当に助かりました。

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そして移動して、干し場にて刈り取った稲を干す作業のお手伝いをして頂く事に。
私は午後この作業を半袖でやってしまったがために、のちに稲に負けてヒーヒーいう事になります。。
みなさま、稲刈り作業時はどんなに暑くても半袖・長ズボンで肌の露出は極力控えるのがオススメですよ。

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それから、いつもお世話になっているサマンサMの睦美さんも午後に割り箸と空き缶の定期配送で(笑)いらっしゃいました。
いつもありがとうございます。

悲しくて誰かのせいにしたくなる夜

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話は打って変わって、悲報です。
先日のきゅうりのQちゃん漬け。気づいたらカビが発生していました。
あんなに贅沢な素材を使ったのにこの始末!
このやり場のない気持ちをどうしてくれようか!
冷蔵庫のある家が本当に羨ましい!!
保存効かないの本当に大変。

それから、大きくなって黄色くなってきてもう食べるのも追いつかなく泣く泣く廃棄のきゅうり達。

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家の裏の斜面に、草刈後だったのもありシュールな感じでコロコロ転がってサヨナラ。
食べてあげられないんだけど、なんだか可哀想で涙が出そうになる程。

動物であれ、植物であれ私たちは命を頂いて生きている。
人の都合で育てたけど、それでも食されずに廃棄されることは本望じゃないよねきっと。
そしてもちろん私もこの結末は本望では無かったよ。
誰かのせいじゃないことは分かっている。

ごめんね。
だけどあまり深く考えて今傷ついて立ち止まることも避けたいんだ。
ありがとう、ここに生まれてきてくれて。
また巡り巡って会えたらいいね。
この土地に居座る限り、私たちもこの場所で生きて行くから。

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唐突なんだけどゴールデンカムイのアイヌの言葉と考え方で好きなフレーズがある。
「食べたその肉は自分の命に置き換わり、人の血となり肉となり私の中で生きていく。」
話の中では動物の肉の事を指しているけど、植物だって1つの命。
動物でも植物でも区別なく1つの命だと私は捉えている。

だから、毎日の食卓でありがたく頂く。
それは犠牲になってくれた命のためであり、自分の為でもある。

この話から派生して、じゃあ感謝すれば毎日肉を食べてもいいのか。と考える人もいると思うけど、私にとっての答えはNO。
その話はまた別の機会に。
ではまた。

サスティナブルな暮らしを、一緒に実現していきましょう!