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私にとってはたらくとは

私にとってはたらくとは、アニメの世界に例えれば「主人公がロボットに乗ること」です。

私は会社で働くいわゆるサラリ―マンですが、会社に所属し仕事をすることで、ロボットを操縦しているような感覚を感じることが多いです。下に3点ほど何故そう感じるかと言う点で自分が考える理由を挙げさせて頂きます。

①色々な登場人物に遭遇出来るので自分の世界を広げられる

仕事をする事で社内、社外を問わず、自分が1人でひっそりと暮らしていたら間違いなく出会わなかった人達と出会う事が出来ます。例を挙げるなら学歴が信じられないくらい高い人、コミュニケーション能力の塊のような人、複数言語を話す人、実はFIREしていて道楽で働いている人等々です。
良い例としては「こんなに立派な人がこの世の中にいたのか、自分も少しでも近づきたい!」といったような刺激をもらう事もありますが、この点は悪いパターンもあり、職場において自分の立場を脅かす人と関わらざるえない時もあります。社内であれば例えばパワハラ上司、社外であれば、とんでもなく優秀なライバル会社社員、モンスター顧客などでしょうか。
アニメには必ずといって良いほど仲間だけでなく敵の描写はありますし、似ているのではないでしょうか?

②大きなストーリーの一部になれる

現代では多くの会社がMissionを掲げて企業活動をしています。通常は会社のMissionに基づき、ゴールが設定され、計画を立案、実行といったサイクルで経済活動をしています。この点で会社で働く事は、一個人では力の及ばないスケールのプロジェクトに携わることが出来る機会を与えてくれます。
私は製造業で働いていますが、私の職務は日本において自社製品を他社製品とどのように差別化をし、顧客に製品価値を伝えられるかといった事が含まれており、自分の意思決定が国内のビジネスに影響を与えるという状況はプレッシャーを感じますが、非常にエキサイティングでもあります。
この点もアニメでは特に初期段階において主人公が大きな物語に巻き込まれるシーンなどは鉄板といって良いほど見かけるかと思います。

③栄光と挫折の味を知る事で自分という人間を理解できる

私自身、仕事において非常に苦しい時期を経験したこともありますし、恐ろしい程物事が上手く進み職場で絶賛され天狗になった事もありました。2つは正反対の経験になりますが、辛い時期は目を逸らしたくなる自分の弱い点を向き合う機会を与えますし、有頂天になっている時は自分の欲深い面に気づき、両面から「自分が何を求めて生きているか」という質問に向き合う機会を私に与えてくれています。
多くのアニメでも主人公が絶望のどん底に落ちたり、逆に油断した結果思わぬところで足をすくわれるといったシーンは皆様も記憶にあるのではないでしょうか?

最後になりますが、私の中では以上の3点は、①→②→③という順番で繋がっています。①のプロセスでは働く事で自分の仲間が増えてくると同時に敵も出現してきます。次の②のプロセスでは、職務経験を積み重ねる中で様々なストーリーの登場人物になれるので、世界がどんどん大きくなっていきます。最後の③のプロセスでは、他者との接点が増え世界が広がってくることにより、良いことも悪いことも起き、最終的に自分という人間に向き合うフェーズに戻ってくるという流れです。ですので私にとってはたらくとは、「主人公がロボットに乗ること」とさせて頂きました。

少しもで皆様が楽しんで読んで頂けたら嬉しいです。

#私にとってはたらくとは

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