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漢字で見る子どもの寝相七変化

子どもの寝相、それは嵐の如く荒々しく、そして秋の空の如くころころと入れ替わるもの。枕に頭を乗せ、布団に対して真っ直ぐ寝るのが当たり前だと思っているのは大人だけ。子ども寝相は自由で型破りでアクロバティックなのです。
というわけで今回は、3歳の第一子と10ヶ月の第二子、それに挟まれて寝ている私(母)の3人が織りなす寝相七変化を、漢字で表してみたいと思います。

これは一番有名なパターン、いわゆる川の字です。私も子どもが産まれるまでは「家族で川の字で寝るのかな♪」なんて夢を見ていたものです。今なら分かるのですが、子どもは川の字なんかで寝ません。寝てくれません。こんな平和な寝相はほとんど出現しないということを、出産後に目の当たりにするのでした。

川の字から子どもの頭が内側に入り母に寄ってくるパターンです。「小」が行きすぎると脇腹に子どもの頭がめり込んできますが、とはいえまだまだ平和な寝相の部類に入ります。

子ども達を先に寝かせて後から寝室に行くと、子ども達が枕に対して「二」の字になっている事があります。どこで寝ろというのか…母は枕にたどり着けず、布団の端に横たわり結果として「三」になります。枕が無いので翌朝肩がバキバキになる寝相パターンです。

10ヶ月は「三」の時同様に横になり、3歳の頭が母の上に乗り上げるパターン。3歳の頭が母の腹に乗り上げ、呼吸ができません。めちゃ苦しいけど一晩に2回くらいこの寝相になります…くるじい…

3歳と10ヶ月の2人ともが手足を母に乗せて寝るパターン。寝ぼけていて母を探している時に起こります。前と後ろからサワサワされてこそばゆく、全く眠れません。これが夜中に30分〜1時間続くことも。

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もう漢字じゃないじゃん…と思いつつ漢字では表現できないこの姿勢。枕で寝ている母に頭をつけて、足が逆方向に向く寝相です。何でこんなことになるのか…しかも2人同時に…謎すぎます。

もう漢字じゃないじゃんパート2。これが一番ヤバい。3歳も10ヶ月も2人で母の上に乗って寝る寝相です。絶対ゴツゴツして寝にくいだろうに、絶対布団で寝たほうが寝やすいだろうに、何故か子どもというのは上に乗ってくるのです…

お分かりいただけたでしょうか?母は子どもたちの寝相によりほぼ寝られないのです。夜泣きが終わればゆっくり寝られると思っていた私が浅はかでした。頭が腹にめりこみ、パンチや蹴りを食らい、サワサワ触られてこそばゆく、最後に3時間以上続けて安眠したのは何時ぞや。深い眠りに落ちた時に起こされて目が冴えてしまい、イライラすることも日常茶飯事です。でも、ふと目に入る子ども達の寝顔は天使のように可愛らしく、こんな時間もきっと後から振り返ると貴重な子育ての思い出なんだろうなと思い、子ども達と一緒に寝られるこの時を大切にしようと思うのでした(眠い)。

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