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胎の中でローリング、1種類じゃない胎動の不思議_トーキョー爆誕子育生活

ドラマなんかで「あらあなた、今蹴ったわ!」みたいな、一発目の胎動からすぐ気付くような描写がよくありますが、実際には胎動に気づくには時間がかかります。ところがいざ胎動を実感してみると、1種類ではない様々なタイプの胎動があることに驚かされます。今回はとても感覚的な内容ですが、胎動を感じている今だからこそ書ける、胎動の種類についてまとめてみました。

なかなか気づけない胎動

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前述の通りドラマでよく見る「あらあなた、今蹴ったわ!」は、一発目の胎動からすぐ気付いているような描写ですが、よく考えると経産婦以外は女でも男でも「腹の内部から他者に蹴られる」なんて経験はしたことがないわけです。しかも最初は力も弱いので、「胎動だ!」と気づくには時間がかかります。たまひよ(教科書)には「魚がぷくぷく泡を吐く感覚」とか「お腹でガスが動いている感じ」など、抽象的に描かれていて、胎動を実感する前はなんのこっちゃ?と思っていました。

私の場合、最初に胎動に気づいたのは後者の「ガスが動いている感じ」でした。お腹がゴロゴロする日々が数日続き、お通じは問題なかったのでおかしいなぁと思い、もしやこれが胎動かも!?と気づいたという次第。胎動未経験の皆さんは、小林製薬ガスピタンを服用する直前を思い浮かべていただけると初期の胎動に近いと思います。

胎動1: ポコポコなぐられる

一度胎動が実感できれば、自転車の運転の如く、胎動を実感することができます。そして、胎児が大きくなるにしたがって様々な胎動の動きが現れてきます。というわけでここからは、とても感覚的ながら様々な胎動の種類についてお伝えします。

まず一つ目が「ポコポコなぐられる」感じ。初期の胎動もこの感じで、「ガスがゴロゴロしている」に近いです。もちろん痛いわけではないのですが触覚は感じるので、お腹が内側からポカポカとノックされている感じと言えます。これが最も頻繁に感じる胎動で、数時間寝て静かだなと思ったらまたしばらくポコポコ始まり、一日中断続的にずっとポコポコされている状態です。

胎動2: 寝返りごろりん

胎児はお腹の中でグルグル方向転換をするそうなのですが、胎児がお腹の中で大きく動いた時に、手や肘や膝など角張っているところが連続的に当たる感じが、この「寝返りごろりん」です。感覚的には、自分が寝返りを打った時にベット側が感じている感覚、といえば良いでしょうか。1の「ポコポコ」との違いは、様々な強度の角張った部分が連続して当たる感じです。頻度としてはポコポコの合間にたまに「ごろりん」が入る感じで、1日に数回感じます。

胎動3: 強烈キック

前述の1と2は、座って仕事をしている時でも「元気に動いているなぁ」という感じなのですが、たまに訪れるこの「強烈キック」は一瞬「ごふっ」となり、手が止まることがあるくらいの衝撃です。もちろん痛くないのですが、結構衝撃が大きく「うっ」くらいの息が漏れます。キックなのかパンチなのか頭突きなのかは判別できないのですが、ちょっと一瞬躊躇するくらいの強い衝撃が内側から繰り出されます。元気に動いてくれることはとても嬉しいことですが、ちょっとびっくりするのがこの3つ目です。頻度は最も少なく、1日に1〜2回ほど「ゴスッ」とやられて「ウッ」となる感じです。

胎教にローリングストーンズ

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よく音楽を聞かせると胎教に良い、と聞きますが、確かに音楽を聞かせると反応があり、ポコポコ、ボコボコ、ゴスッと良く動きます。そこで試しに、クラシックから雅楽からレゲエからJPOPまで様々な音楽を聞かせてみたところ、その中で一番反応したのがなぜかロックンロール。しかもローリングストーンズ。ローリングストーンズを聞いている時の我が子はノリノリ、腹の中フェス状態。子宮内ローリング。という訳で、どうやら我が子はキース・リチャーズがお好きなようです。ロックンロール好きは大いに結構ですが、酒とドラッグだけは真似しないように気を付けたいと願うプレママなのでした。


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