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8月に買った本!!

8月に買った本をご紹介したいと思います。

全部で8冊。



夏物語 川上未映子


「すべて真夜中の恋人たち」で、一気に好きになった作家さん。

はまるの遅いよ!と言いたいところですが。

次に読んでみたいと思っていたのがこちら。タイミングよく文庫化され、しかもよく行く本屋さんにサイン本が入荷したとなれば買わないわけにはいきません。

残りわずかだったから、危なかった!

見つけた時に駆け寄ったのは内緒。

思いの外分厚くてわくわくしてる。これは夏の間に読まねば。

と思っていたらもう9月。急げ!



2冊め。

女が死ぬ 松田青子

Twitterでよく見かけて絶賛されていたのと、インパクト大なタイトル、ジャケットに惹かれて買いました。

短めの短編集なので、ちょこちょこ読み進めてます。まだ、2、3個だけどなかなかに興味深い味わい深い作品が多くて他の作品もとても楽しみです。



3冊め。

新版 いっぱしの女 氷室冴子

これもTwitterでよく見かけていて、なかなかに衝撃的な一文を見てしまい、買っちゃいました。

新版って書かれていると、それだけで良さが保証されてる気になっちゃう。

氷室冴子さんは「海が聞こえる」しか知らなくて、このタイミングで調べたら聞いたことある作品がたくさんありました。いつか手に取りたいです。



4冊め。

ほたるいしマジカルランド 寺地はるな

寺地さんの本は6月にたくさん買って、まだ読めてないけどまた買っちゃった。

なぜならばサイン本だったから!

寺地さんのサイン、可愛くて大好き。つい集めたくなる。

ちなみにこの作品も含め、6月に買った本はまだ読めてません…9月こそは読む!

どれから読むか迷うし、9月は装丁がとてもタイプな新刊も出るから、寺地作品読破活動が忙しくなりそう。



5冊め。

星のように離れて雨のように散った 島本理生

島本理生さんの作品は初期のものが1番好きで、途中から重たい世界観があまり受け付けなくて少し離れてしまっていたんだけど、最近また好きです。Redとかファーストラヴとか。

この作品は8月に出たばかりで、ご本人のTwitterでこの小説の季節に一番ぴったり合うタイミングで出した、とあったのでそれならばと。


わくわくしながら読んだんだけど、これは良かったとも悪かったとも言えないというか。合わなかったとも言えるかもしれない。いや、わたしの読みが浅すぎて世界観をよく理解できなかったのはあるかも。

宮沢賢治のことを知らなさすぎた。

銀河鉄道の夜を読んだことがなかったのも痛かった。

けどそれを差し引いても主人公のことも、その彼氏のことも、なんだか気持ち悪いなぁと思ってしまって痛々しく感じながら、居た堪れてなく思って読んでしまった。恵まれない環境にいた2人なんだろうけど、なんだかわたしの中でうまく昇華できなかった。

(好きな方、ごめんなさい…)

装丁はとても素敵です。またしばらく時間を置いて読んだら違うかな。



6冊め。

夜のピクニック 恩田陸

名刺代わりの10選にも選んでる、本当に好きな作品。

夏になると読みたくなる、と誰かが言っててなるほどなと思って興味が湧いたけどあいにく持って来てなかったので買いました。夏の100冊だし!

読んでると夢中になって初めて読んだ学生の頃が懐かしい。秋の、雨の夜に読んだっけ。

だからかわたしにはあまり夏のイメージはなかったけど真夏の夜中にしっくりきた。これは来年もまた夏に読みたい。


大人になってからは、この作品を読んだ時が一番高校生をもう一回やりたいな、と思う。

やり直したところで多分変わらないんだろうし、好きな本を好きなだけ買える今も楽しいんだけど。

けど、そう思ってしまうくらいに何度読んでも沢山の言葉が心にぐさぐさ刺さり、読み返すごとに惹かれる文章が違う。

もう戻れないかつてのわたしに会いに行くために読んでいるのかもしれない。

わたしもみんなと一緒に歩いてる気持ちで大事に読みました。




あと、わたしはどうにもこうにも戸田忍のような人が好きです。

初めて読んだ時から、主人公二人を差し置いて彼が一番好きで、二番目は美和子ちゃん。

その影響からか、昔からああいう感じの人をいいなって思ってしまう。

色んな意味でわたしに影響を与えた本かもしれない。



7冊め。

赤いモレスキンの女 アントワーヌ・ローワン

こちらは初めて見た時にビビッと来て、ジャケ買いしかけたものの、その時はぐっとこらえて以降、ずっと気になっていたもの。

試験頑張ったしご褒美として買っちゃいました。

6月に買った本の記事でも書きましたが、クレストブックスの装丁は本当に素敵。

飾りたくなっちゃう。



8冊め。

オーラの発表会 綿矢りさ

むちゃくちゃ久しぶりの綿矢りささん。

高校生の頃に読んだ、蹴りたい背中が大好きで、インストールでおぉってなって、夢を与えるで感情をむちゃくちゃに揺さぶられた作家さん。

とはいえ、その後しばらくご縁がなくて他の作品を読むことがなく。久しぶりに手に取りました。

表紙がね、可愛すぎるの!!

これまたジャケ買い!

これはAmazonとかの写真で見るより実物見ていただきたい。

実物を見たら最後、レジへ直行です。笑

可愛すぎて、まだ読めてないです。

久しぶりに綿矢作品読み返したくなりそうだし、未読の作品を追いかけたくなりそうな予感がしてます。



8月に買った本はジャケ買いが多かったかも。

綿矢りささんは本当に可愛いのでぜひ一度手に取ってみて欲しいです。

また、7月に引き続き8月も試験勉強で忙しかったけど、後半はちょっと読めたかな。

9月は仕事も忙しくなさそうなのでじっくり読書できそう。今年買ってまだ読めてない本がたくさんあるので読み進めたいな。


9月もまた素敵な本にたくさん出会えますように。

ではまた。














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