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6月に買った本!!

6月に買った本について書いていきます!

全部で12冊。

たくさん買ったものの、仕事や勉強が忙しくて買ったのにあまり読めず。というか読み終わったのはわずか1冊、、、

たくさん買ってたくさん読んだ5月と打って変わって全然読めてない…ので7月は控えよう。

あ、でも夏の100冊ではないか!

危し。



まずは1冊め。

犬がいた季節 伊吹有喜

正確に言うと注文したのは5月。届いたのもぎりぎり5月。

けどいろいろあってきちんと中身を見たのは6月なので、今月のご紹介にさせてください。

一度5月のnoteで書いたんだけど、なんだかしっくりこなくて。


伊吹さんは、本屋大賞にノミネートされたのをきっかけに知った作者さん。

あらすじを読む限り、きっと好きな感じ。

他にもBAR追分とかなかなか面白そうな作品がたくさんあって気になる作家さん。

早く読みたいな。忙しいの落ち着かないかなぁ。



2冊め。

掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン

ずーっと気になってた一冊。

そして久しぶりの翻訳物。

翻訳物は好き嫌いというか、文章のストライクゾーンが結構狭いので、いつもドキドキする。

挫折した翻訳物がむちゃくちゃたくさんあるのです。

正直、最初の一文や1ページのちら見では判断できなくて、買って読み進めるまでわからないギャンブル!笑

この作品は楽しめるといいなぁ。

話題の本が楽しめないと結構凹むタイプです。

最近挫折したのは黙約という作品。分厚い上下巻の上巻の最初の方。まだなーんにも起きてないんだけど。

いまいち世界観に入り込めず。

そうならないことを祈る。

だって訳者が岸本佐知子さんだし。きっと楽しめる、はず。



3冊め。

一九八四年 ジョージ・オーウェル

さっき散々喚いた翻訳物。これは再読なので大丈夫。

村上春樹の1Q84を読んだ後に読んで以来かな。

なんとなく今年に入ってから目にする機会が多くなって読み返したくなって買いました。

ディストピア小説って独特の雰囲気あるよね。読むのに気合いる。

多分わたしにとって初めてのディストピア小説だったんだけど、びっくりしたなぁ。あのドキドキをもう一度。



4冊め。

カモフラージュ 松井玲奈

なぜかAmazonのリンクが文庫本ではなく電子版になってしまいましたが買ったのは文庫本の方。


松井玲奈ちゃんの本は初めて買ってみた!

一度エッセイか何かを読んで、こういう文章を書く人なんだなと好意的に思ったのを覚えてる。

文庫本になっていたのでこの機会に手に取ってみました。

余談ですが、ダブル松井は玲奈ちゃんの方が好きでした。YouTubeもたまに見てる。

ちなみにサイン本。アイドルのサインをgetするの初かも。



5冊め。

大人は泣かないと思っていた 寺地はるな

「水を縫う」がすごくすごく素敵で好きになった作家さん。

昨年出会ってこれから読んで行こうと思いつつ、いろいろあって全然読めていなかったんだけど、サイン本があって買っちゃいました。

この作品も含めて今年は著作をたくさん読みたい作家さんのひとりです。

ちなみに他にもそういう作家さんが何人かいるのでその話は別のnoteで書こうかな。



6冊め。

哀しい予感 吉本ばなな

今月もばななさん再読ブームは続く。

タイトルがいい。お話もいい。弥生も素敵だし、ゆきのさんの退廃的な生活もなんだかいいし、哲生もいい。

哲生、いいよね。誰かの感想で、一時期好きな男性のタイプを聞かれたら哲生みたいな人、と言っていたと言うのを見て激しく首を縦に振った。

いまから30年も前の話だけど古臭さなんて無縁の、名作だと思った。

ちょっと前の小説で、ガラケーが出てくると古臭さをすこーし感じるけど、哀しい予感にはスマホはおろかガラケーも出てこないけど、古臭さは一切ないの、すごいよね。



7冊め。

コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店― 町田そのこ

すっかりはまった町田さん。

平積みされてておもしろそうだから買ってみた。

Twitterで知ったんだけど、わたしが買ったものは本屋大賞受賞記念のカバーがかけられていたもの。

カバーが二重になっているのに気づかなかった笑

下にかけられていた、ちょっとラノベ?少女漫画?っぽい表紙(Amazonのリンク先の方の書影ね)よりこちらの方が好み。

悪いとは言わないけど、それっぽい表紙だとなんとなく買うの躊躇ってしまう現象に名前をつけたい笑

読者層を広げたいんだろうけど、そうじゃないのも置いて欲しいなーという我儘。



8冊め。

スモールワールズ 一穂ミチ

これはよく行く本屋さんが営業再開したときに平積みされてて気になったものの、その時は買わなかったんです。

わたしのダメなところなんだけど、ただ単に泣ける!とか感動!本屋さんがおすすめする一冊!みたいな煽りだと、あまり食指が動かないのです。

知らない作家さんより、好きな作家さんに行ってしまう、と言う方が正しいかも。

単行本ってちょっと良いランチのお値段だから、ちょっと違った…というときにショックなので。

だから初読み作家さんの単行本を事前情報なしで買うのはかなり少ない。

Twitterで仲良くさせてもらってる方がおすすめしてたり、タイムラインでよく見かける本ならわりとすぐ買うんですが、なんっも事前情報がない時は買わないことが多い。

そういうこと、ありません?

そんなわけで最初に見た6月初めごろはそこまでピンと来なくて、あとで調べてみて良さそうならそのうち読んでみようかな、くらいで買わなかったんです。

ところがその後タイムラインで急によく見かけるようになり、さらに直木賞候補にもなり、これは「52ヘルツのクジラたち」と同じ現象が起きてる…!

と思って、急いで本屋さんへ。

そしたら運良くサイン本があったのですぐさま確保した、というもの。

※もしよければ「本に関するあれこれ。1月の巻」を見てください。似たようなこと書いてます笑

やっぱり、本屋さんで多少なりとビビッて来たものはその時に買うのがいいのかもね。

これまでに何度そんな過ちを…

お財布と相談しつつ、これからはそうすることを固く誓いました。

余談ですが、52ヘルツ〜はまだ読みかけです。。なかなかに重ためで元気なときに読みたい。



9冊め。

今日のハチミツ、あしたの私 寺地はるな

先ほども書いた通り、寺地作品をたくさん読みたい!となった時から、これはずーっと気になってた。

ので、意を決して買ってみた。

表紙が美味しそうすぎる。

スモールワールズと一緒に買ったことをツイートしたら、Twitterで仲良くしていただいてこれまで何度か素敵な本をおすすめしてくださった方も大好き、とおっしゃっていて、読む前から期待大!な本になりました。

出だしだけ読んでその後忙しくなってそのまま。。。早く読みたい〜

ちなみにハチミツとメープルシロップの違いをあまりわかってない。恥ずかしい。



10冊め。

グリーン・レクイエム 新井素子

これは先月買ってお気に入りになった「るきさん」の高野文子さんが表紙だったので気になって買いました。

とはいえ講談社文庫なので中身が見れず、、、

どうしようかなと思っていたのですがよくよく見たら新装版とのこと。

となればきっとハズレではないだろうと。

新装版が出るくらいなんだから、一定数の人が好きだと思ってるんだし、ということで買ってみました。どういう話なのか全く見当もつかないけど、楽しみ。



11冊め。

雨夜の星たち 寺地はるな

寺地さん、今月3冊目。買いすぎ笑

これまたサイン本。

そしてジャケ買い。

これはまだ読めてないけど、飾りたくなっちゃうなー。

寺地さんの本って飾りたくなる装丁が多いような。

あれ、これ前にも誰かの作品で言ったかも?笑

Twitterで見かける感想も絶賛されてるのが多いので読むのが楽しみな一冊。

今月買った寺地作品、どれも面白そうだから幸せ。



12冊め。

戦時の音楽 レベッカ・マカーイ

今月は翻訳物の気分なのかな。珍しく3冊も買いました。

こちらは短編集です。

しかもお久しぶりの新潮クレスト・ブックス。

新潮クレスト・ブックスは、装丁がかなり好みのものばかりでほんっとうに好きなんだけど、いかんせんちょっと良いお値段。

しかもわたしのせんまい、翻訳物のストライクゾーンにはまるか?問題もあって、なかなか買えないんだけど、この本は偶然、収録されている短編集ひとつを読む機会があって、むちゃくちゃ面白かったのですぐに買いました。

これも装丁が綺麗で飾りたくなっちゃう。

ちなみにわたしが読んだ作品の試し読みはこちらでできます。

なかなか面白い設定で、とある悩みを抱える女性のもとに、ある有名な人物が現れるのですが、彼はなんと…

ぜひ読んで見てください。

短いのでさっと読めるけど、不思議な読後感です。



こんな感じで、6月に買った本は以上の12冊!

7月もまだまだ忙しそうなのでどこまで読めるかわかりませんが、きっとまた新しい本を買うような気がしています。

新潮、角川、集英社の夏の100冊でそれぞれ気になる作品がいくつかあったので…

素敵な本に出会えますように。

ではまた。















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