1年間子供と家で過ごして思うこと。(小学生の不登校っ子)
今日は、我が家の子供たちのことを書いてみようと思う。
私には、かわいい3人の子供がいる。
周りの家族のことはわからないけど、うちはとても仲の良い家族だと思う。
なんていうか、子供たちが自分らしくのびのび過ごしている感じがする。
たとえば、ふと横を見れば真ん中っ子がよくわからないダンスをしているし、私がパソコンを打っている間も上の子は好きなアイドルについて語りまくっている。
末っ子に関していえば、真冬にもかかわらず服を脱いで走っている。
3人でケンカしながらもマリオカートでワイワイ遊んでる。
ケンカも絶えないけど、笑いも絶えない。
そんな家族。
そんな我が家、昨年はいろいろあった。
まず一番は真ん中っ子が小学校入学1週間で『学校行きたくない!』となったこと。
そこから母子登校をしたり、保健室登校、放課後登校を経て、小1の2学期、夜寝る前に言ったこのセリフ。
『俺、学校やめるわ』
そこから完全に真ん中っ子の不登校の生活が始まったのである。(本当に当時、かなり過酷な状況だった。私が。)
その当時は私もとても不安だった。
だって、小学校には行くもんだと思い込んでたから。
こんな風に、たのしく学校に通う他の友達を見ては、自分を責めたりしてとても辛かったり。
と焦ったり。
更に、
とても焦っていました。
例えるならば、
そんな感覚。
とにかくとにかく焦っていた。
私が。
詳しくは当時のことはここに書いてます。
必死だったなぁ。
けどさ、書いてても思うけど、当時を振り返ってみたら、
学校という箱に我が子を合わせようと合わせようと私やまわりの大人がしていて、肝心の子供のことが全然見れていなかったように思う。
だってさ、私、その当時、小学校に行けないわが子は大人になったらちゃんと働けない。って本気で思ってしまったのだから。
ほんとごめんよ。
けどさ、学校に行かず1年間すごしているわが子はちゃんと成長している。
これは自信を持って言える。
彼は、弟に対して、自分は得意なスマブラをハンデをつけて戦ってみたり、(弟がぼろ負けしたら泣くから)
私がゲームのこと教えてって言うと、すごく丁寧に教えてくれる。
人の悪口は言ってはいけないんだよ。って弟に教えてた。
どこで学んだんだろうね。YouTubeかな?笑。
友達も数人いるので、友達とも仲良く遊んでいる。
なんというか、心が育っている気がする。
座学のいわゆる学校での授業は全く受けていないし、宿題もしていないのだけど、漢字でいうと、YouTubeの動画でたくさんインプットをしているのでほぼほぼの漢字が読める。
計算もだいたいのは暗算で出来る。
書くことはほとんどしないからできないけど、きっと本人が必要に感じたらすると思う。
そして、あるデータによると、
半年だよ、半年。
もちろん人によるとは思うけど。
だから、小学2年生で2年生の教科の内容ができなくても、いつか追いついたらいいのよ。
むしろ、自分の好きな時間がたくさんあるんだから、とにかく楽しいことをしまくったらいいのでは?
なんて最近は思っている。
出発してしまった学校教育の電車には乗らずとも、車でも、自転車でも、徒歩でも、はたまた飛行機でも。成長するのに乗る乗り物はどれでもいい。
自分があった乗り物を見つけて自分のペースで歩むことが大事なのではないか?
そんな我が子は月に2回ほど、放課後に学校で担任の先生と友達とボッチャというスポーツで遊ぶ時間がある。
わが子が学校と関わりやすいように先生が提案してくれた。
ありがとうございます。
その時の息子はとても楽しそう。
うん、我が子はこれがいい。
学校は勉強しに行く場所だと昔は私も思っていたけど、今は違うと感じている。
人と関わる場所。それはどんな形でもよい。
だからね、この1年間、ずーーーーっと家で子供と過ごしてみたから思う私の気持ちは、
『学校に合わなかっただけ。この子は絶対大丈夫!!』
です。
心から子供のことを信じられるようになっている。
もちろん根拠なんてないんだけどさ。
子育てに限らず、未来のことなんて誰にもわからないよね。
だから、今、子供が学校に行かず悩んでいる親御さんに大丈夫だよと伝えたい。
責任はとれないから申し訳ないんだけど、たぶん大事なのは親が考え方を変えることなんだと思う。
自分の中のあたりまえを変えるのはとても難しいと思う。
だけど、
親が想像している以上に世界は広いし、選択肢は多い。
30年前小学生だった私たちじゃなくて、この今、AIもテクノロジーもとても発展した今、子どもは子どものこれからの人生を生きる。
私たちの時代と同じわけない。
だから、きっと子供がなんとかするはずなんだよね。
幸い、この現代には学校以外にもオンラインでつながれたり、学習できたり、ITというものが発達している。
学校行ってるから安心、学校行かないから不安。
そんなんじゃないんだよ。きっと。
学校に行っていても大人になって心を壊してしまう人もいる。
どうか壊す前に無理せず休んでほしい。
そんなんじゃ社会でやっていけないよ!
無理するのが大人なんだよ!
と思うかもしれないけど、(私も思ってた)
だけど、社会とはそもそもどの社会のことを指しているんだろう。
1つの社会で会わなくても、それ以外に自分に合う社会は必ず存在すると思っている。
世界は広い。
きっと大事なのは学校に行くじゃなくて、その子自身がどうやって成長するか。
それは学校でもいいし、フリースクールでも、オンラインでも、自宅でも、安心できる場所であればどこでもいい。
誰にも根拠はないけど、自分の子に対しては大丈夫って思ってあげられたらいいよね。
子どもはきっとよくわかってる。
学校には行かなきゃだけど、行かない、行けないってことも。
その事実で責めないようにしてあげたい。
だってきっと大丈夫だから。
こんな風に私が思えるのは、周りに同じ環境の不登校児がいることも大きいかな。
励ましあえる友達ママさんがいるのも大きい。
いつもありがとね。
周りの友達もさ、学校には行ってないけど、みんなとても素敵な子供たち。
だけど、学校で頑張りすぎちゃったり、合わなかったり、いろんな理由で家で過ごすことを選択している。
わたしはそんな子供たちを全力応援したい。
学校が楽しい子もいれば、楽しくない子もいる。
楽しくなくても折り合いをつけて学校に行く子もいるし、
行かない子もいる。
みんなそれぞれいいじゃない。
この考え、当時の悩んでいた私に伝えたい。
だけど、きっと当時、めちゃめちゃ悩んだから、今こんな風に思えるんだと思う。
さ、そんな我が家。今日も朝から子供たちはYouTube。
だけど、ちゃんとご飯も食べて仲良く笑ってる。
うん、我が家はこれでいいのだ。
これがいい。
これからどんな風に成長していくのかはわからないけど、
親だけに許された、子の成長を近くで見られるという特権。
たくさん使っていこうと思う。
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ではでは今日はこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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