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伝えたかった言葉。(#cg_UNITTOUR岩手 に寄せて )

長い、長い旅路でした。

今回のnoteは単独でも読むことができる話ですが、個人的な心情については下記の過去note群と地続きになっています。もしよろしければ。

……多くね?まあいいか(
それと下記の1件は補足的な部分も兼ねて。

と、ここまで前フリをしておいて大変申し訳ないんですけど……今回のライブで特別noteに書き起こしたいことってないんですよね。強いて言うなら最高のライブだったから見てくれ、くらいしか出せる言葉が無い。

ライブ自体は本当に良かったですし、ついにあらかねの器が(オールシークレットでない)有観客の場で披露されてよまつりでは叶わなかったisoscelesでやっと三角越しに二人の姿を観て識る事が出来ました。
勿論、他の曲も良かったですし(美穂肇颯でHungryBambiはダメだろ!!!!)MOTTO!もコール有で歌えてワンステップスもSola-irisも最高で、ワンステップスの新曲も良くて最後のCome to youはツアーの最後にふさわしい、しんみりとした中に遠くの地に訪れてのツアーの楽しさがぎゅっと詰まった曲だった!
さよメダはあるだろ?と思っていたらありませんでしたが、だからダメって訳では全然無くて、本当に楽しいライブツアーだったと言い切れます。

でもなんというか、普段から出来事が発生したら文字に起こしたがりで同時に文章として書くことで整理するのが私なんですけど、今回に限って言えばやらなくてもいいような気がして。
だって文字に起こす必要が無いんです。ずっと何年も前から求めていた光景にようやく出会えて、この目と耳でしっかり見届けることができたのですから。先のootdでは一番歌ってほしかった曲であるつぼみを歌ってもらえましたし、NHY→トロピカル公演→よまつりとずっと探しても見つからなかったものをここで見つけることが出来ました。
アーカイブの見直しもしておりません。元々ライブはその時のグルーヴ感を大切にするので見直す機会自体が全然ないタイプの人でもありますが……ただ、そこにあったことを認識できたのが大事なのかなって。

なので、ライブの感想としては以上となります。

思い返せばふとした瞬間に藤原肇のことを意識し始めて、運よく巡ってきた桜祭りアイプロを全力で走って、さあライブであらかねの器だ!と流れがやってきたと思ったら流行り病に呑まれて……
やがて私も心と身体を壊してしまい、もう引退するし絶対に見てやるもんかとさえ思っていた10thファイナルのアーカイブで己の未熟さを恥じてからはひたすらにこの場を目指して走り続けてきました。

結果的に3年以上も待たされたのは本当に辛かったです。誰かが悪いってことはなく、どうしようもなかったからこそ、振り上げた拳を自らに振るうしかなかった。
10thファイナル以降はなるべくそう見せないように振舞ってはきましたが辛くないなんて言ったらウソですし、今は良くてもいつかその機会が無くなるんじゃないかとか、また流行り病に台無しにされてしまうんじゃないかってのも気掛かりでした。(実際に小日向美穂役の津田美波さんがライブ前に流行り病に罹っていたことをお話されていましたね。)
自然災害の猛威だっていつ来るか分からないし、実際にその影響を受けて足止めを余儀なくされたライブだってありました。

正直に言うと、本当に怖かった。
特に今回はそういった事情に加えてミスの許されない仕事が重なっており、仕事もライブ告知の翌日に上司や職場の方々に頭を下げて本来土日出勤になるところを無理やり休みにして頂いていたのでその分多めに仕事を捌かないとだったりで……ライブ1週間前に至っては考えすぎて眠れずに栄養剤でごまかす日々でもありました。

今になって思うとそれほどまでに本気だった、とも。それほどまでに賭けていた、とも言えますね。そんなことをするつもりはなかったし、例え私が倒れてしまっても彼女が観客の前で歌ってくれさえすればではありましたが、大分無茶をしたなと思います。

でも、まあ。
私という人間がここまで本気になれたのは間違いなく藤原肇って子がいたからであり、冗談抜きに人生や価値観を明るい方向に持ち直してくれたのも間違いなく彼女に出会ってから。

そんな最愛のアイドルと愛の送り合いを果たすことができた。
それがこのライブに参加して想いで満たされながらも、文章としてはこのような形で収まった理由なのかもしれません。
愛情や思い入れの大きさだけは絶対に負けないと豪語している人間として無事に担当に思いを伝えて、担当から思いを受け取れた。それ以上の事は必要ありません。

「アイドルとして、大事な人として、ここまで私を導いてくれてありがとう」

それが私の伝えたかった事です。

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