すれ違いの末に大事なものを失った話。

今このnoteを書き始めた時間がですね~2022/4/3の深夜1時を回ったところになります。クソ寒いです。何だこの気温はもう春だぞ。そもそも書き始める10分前は布団の中にいたはずなんですがね?
なんでこの時間なんだろうって思う方もいらっしゃると思いますが……これは私にとっての最後の(絶対に最後とする、墓に入るまで忘れない)ケジメであり、そして私みたいな末路を辿る人を少しでも減らしたいが為のnoteになります。いいかこれを読んで思うところがある人は「いやいやそうはならんやろ」と思わずに想定くらいはしておけよ何故なら今こうして書いている私そのものが数年前に似たような光景を目にしてそんなことはないやろって思っていたんだからな。


1.まず事実を整理する。

さてさて、このnoteを書いている丁度前の日ですね。4月2日にシンデレラガールズの10周年ライブのFINAL1日目が行われました。FINAL1日目って表現ってエイプリルフール1日目みたいな響きがありません?どうでもいい?そうね……

それでセトリが下記のURLに記載されています。

凄い豪華ですね。FINALと銘打つだけはありますよホント。
こうして見るとユニット曲やオールシークレットという開催条件を活かした不意打ちのような組み方が窺えますね。
で、そんな「これなら何やっても誰かしらぶっ飛ばせるぜ~!」と言わんばかりのラインナップの中でソロ曲が2曲あります。
1つは1曲目にある『ミツボシ☆☆★』ですね。ま~シンデレラガールズを代表して誰がソロ曲で切り出せるかって言ったら本田未央なのは納得の人選でしょう。だってトップバッターでソロ曲!って言われてもどうにかしちゃいそうだもん彼女。それくらいのパワーは絶対持ってる。

そしてもう一つソロ曲がありますね。

26.あらかねの器

遂にこの曲が大勢の顧客の前での披露になりました。おめでとうございます。
1回目のHNY、2回目の沖縄公演共に無観客での披露でしたし、遂に担当プロデューサーさん達の悲願が叶ったというべきでしょう。というかミツボシ☆☆★にならぶソロ曲抜擢って相当だなオイ。


え?担当プロデューサーである私の感想ですか?


・・・行ってないですし配信も見てませんよ?


はい、なんと私はあの場にいなかったどころか配信さえ見ていませんでした。
しかもチケット未完売かつその日に外せない予定がないにも関わらずです。厳密には16時くらいまでは予定がありましたがその後であれば17時半にはチケット握って現地に滑り込めたでしょう。

……お分かりいただけましたね?このnoteは「つまらんことで取り返しのつかないミスをしてしまった」ことを書き連ねる話です。

2.何故見に行かなかった?

大きく分けて2つあります。そこからまたいくつかの要因が絡んでくるのですが、それはそのブロックの中で話しましょう。

まず一つ目が「私が致命的なレベルで運営を信用していなかったこと」
解釈違いとか、所謂呪詛とか、そういったものに近いものが私の心に深く根ざして手遅れとなってしまった結果です。

ことの始まりとしては去年の5月頃に「あれ?俺のしたいシンデレラガールズじゃないな?」って思い始めたところからでしょうか。総選挙に参加しないよって内容や疲れを覚えたよってnoteを書いた時期です。
今だから言えます。この時点で自分でどうにかしようとせずに向き合い方や考え方についてもっとフォロワーに頼るべきでした。まだ取り返しがついたはずです。

と言っってもこの時点ではギリギリ「このイベントだけは合わないから参加はしないでおくぜ」で留まっていたからです。そういうことってよくあるじゃないですか他のコンテンツに関わっていると。
ただギリギリって書いたのはそれより先に待ち構えている「つまらなく感じる」に足を踏み入れそうだったからですね。頼っても確実に結末を回避できたとは言いませんが一人でどうこうしようとするよりは絶対に手が拡がったはずです。

結果として私は「ゲームとの向き合い方が分からない」症状に陥りました。なんていえばいいんでしょうね?ノイローゼ?一種のうつ症状?よく分かりませんが、凄く苦しめられましたし今でもその症状が呪いのように続いています。

そこからはずっとコンテンツに対する向き合い方が躁鬱のようになりました。元気になったかと思えば長続きせずを繰り返す日々。10月にコンテンツで重要な展開があって一時的に持ち直したかな?とは思っていたんですけどね。それで回復できるくらい気持ちの強い人であったら何度もメンヘラツイートやnoteを書く真似なんかしねえよってことです。

まあ、ここまであれば「調子は悪いけど最後くらい現地に行こうかな」とは言えたと思うんです。現地自体は私の家からはそこまで遠くないですし警戒すべきものは昨今の流行病くらいでしたから。チケット代も高いって話でしたが行きたいところには予算の都合をつけるタイプなので苦にもしなかったでしょう。

そこから更に状況を悪化させたのが「FINALがオールシークレットと発表されたこと」と「沖縄公演が無観客開催となってしまったこと」です。
前者から行きましょう。発表当時に怒ってツイートしたので良く覚えていますが私はシークレットという行為そのものを受け入れることができませんでした。シンデレラガールズの場合だと4thのサプライズが印象的ですがその時に「情報が明かされないことによるショック」を見たことが影響しています。
当時の私は今よりもっと箱推しでしたし、運が良かったのもあり全通していましたんですね。なので神戸でニュージェネが揃ったりSSAで幸子やニナチャンや楓さんが出てきた時の盛り上がり方や自分のブチ上がり方をよく覚えています。
それと同時に「担当がいないから見逃したのに結果としてライブに来たこと」にショックを受けた達の嘆きといいますか悲しみといいますかを見ていたんですよね。まあその時は気持ちは分かるけど……ってレベルで留まっていましたが、時が経つにつれて箱推しから単推し(担当推し)になり考え方がスライドしていったことで「デメリットも強くでる事はしてほしくない」って考えが強くなりました。故に断固反対の立場を取った訳です。それこそ暴言を交えたツイートもしたはずです。

なのでFINALは捨ててもいいから沖縄だけは……と思っていたところでの無観客開催。noteやTwitter、それとdiscordにも書きましたが正直堪えました。そして「この運営はもう信じてはいけない」って気持ちが芽生えてきてしまったんですね。

こうなってしまったらおしまいです。私がとった策は「これ以上呪詛を吐き出す機械にならないようにネットから離れる」だったのですが、もう2回りくらいやってることが遅いです。遅すぎます。遅すぎました。離れないと当たり散らしてしまう所まで入ってしまった時点でもうスリーアウトの試合終了なんです。

細かい部分を上げると他にも要因はあります。例えば流行病だとか、ニュース疲れだとか、まあ沢山ありますが特に大きかったのが上記の話となります。つまりはコンテンツの向き合い方に失敗したってことです。

その後私がどうなったのかは……御覧の有り様と言う訳です。

3.私はどうしたらよかったのか?

ざっくり言えば「なんかおかしいな」と思った時点でヘルプサインを出したり人に頼りに行って思いこまないように行動できなかったことです。

このnoteを書くまでに2,3回「辛いよ~」って記事を書きましたが辛いってだけじゃどうすればいいか分からんし周りの人も良くて声掛けくらいしかできることがありません。だって本人にしか解決できないことだと寧ろ触れてはいけないなんて内容だってあるんですから。
数日前に助けてほしい!って胸の記事を書きはしましたが沈没したタイミングで救援信号を出したって手遅れなことは珍しくありません。仮に救助されたとしても良くて重傷、悪ければそのまま帰らぬ人になります。

なので今回のnoteで言いたい事を言います。


辛いと思ったら!

今私はこうなっていて凄く辛いから助けてって!

ちゃんとデカい声で言え!


いやいや傷が深い場合の対応じゃないのかよ!って思うじゃないですか。でもよく考えてみてくださいよ傷が浅いうちに手当した方が痕も残らないし時間もかからなくて損が少なく済むんですよホント。
それにこういうちょっとしたズレから始まるものって初期対応に失敗すると凄く引き摺ります。時に私みたいにメンタルの弱い人だと尚更です。真面目ぶってこんなnote書いてますが今回のセトリを見た直後は自分のやらかした事の重大さに気付いてバカみたいに泣いて叫びましたし下唇を噛み過ぎて血が滲みました。どれだけこのコンテンツに対する思いがあったんだって話じゃないですか。もう若者とも言えなくなるような年齢なのに思春期の素直になれないクソガキみたいなことして泣きべそかいてんじゃねえってことです。

それともう一つ。自分の道筋を無理矢理に閉ざす言動はするなってことです。
直接的な原因は辛い時に人に頼ろうとせずに対応が遅れたことに尽きますが、間接的にはオールシークレットで行うライブそのものを強く非難してしまったことが原因です。大半の人は暴言を交えるほど強く出て非難した後にのこのことライブに顔出せるほど強くないんです。過去の発言で自分の行動を縛り付けてしまうのであればハナから発言するなってことだし、心に留める程度にしておけよってことなんですよ。思う分については自由ですから。

そしてこれらの要因って全部私が昔から抱えている悪い癖なんです。「先の為に色々と我慢して進める」「敢えて口に出すことで退路を断つ」行動パターンは私がよくすることなんですけども、少しでも悪い方向に転がると「一人でなんとかしようとして無茶をする」「意思表示を前に出し過ぎて周りや自分の思想と衝突する」になってしまうという。

というか過去に私がスランプになる時って必ずこの二つが同時に起きた時なんですよハイ。少なくとも今の立ち位置になってから4回くらいはやってるんじゃないですかね同じ事。

それで人に迷惑をかけたこともあったので今度こそは……って思いがありましたし実際に以前よりもヘルプサインは出していた「つもり」でした。でも遅すぎたんです。事故になる数秒前に救援を求めても誰も手助けなんてできません。多かれ少なかれ怪我を負うんですよそんなことしてると。
そんでまた性懲りもせずdiscordのサーバから抜けたりTwitterから距離を置いて、そこで漸く冷静になっても壊れたものは元の形に戻れないし遅いんですよって。それを伝える為にnoteを書いたってワケです。

そして何よりも心の余裕を持つってことが一番大事かもしれません。
これでも私は割と余裕を持てる方だって思ってたんです。でも今回のことと後述する出来事の影響で「めちゃくちゃ余裕がないな」と思うようになりました。
特に趣味については全然余裕がないんじゃないかって。ハッキリ言うと心の余裕って意味では仕事の方がめっちゃ広く構えられているとさえ感じています。仕事でマズいって思う時って誰でも分かるくらいマズくてすぐに救援が飛んでくるレベルなので。
時々趣味が行き詰ると「仕事している方が楽」とさえ思う事があるのですが、今にして思うと心の余裕の大きさが理由なのかもしれません。

最後に別の視点の話を。

丁度、自動車免許を取る為に今通っている車校で受けた教習の中でこんな事を言われたことがありました。「ブレーキを踏むタイミングが悪い」「適切な意思表示を出さないと却って周りが困惑する」「焦って見落としている」と。
実際その通りで、一瞬の判断の遅さというか、タイミングを掴みかねることが多々あってそこから判断ミスや見落としをしてしまい指導員にブレーキを踏まれることもあるんです。

そうなる度に「えーマジかあ」ってなって、まあ慣れればどってことなくなるんでしょうが、その前にどうにかしようと考えてみても中々治らない。
そんな中である日指導員からアドバイスを貰うと共に、車の椅子と目線の関係について教えてもらいました。
その内容が「椅子を高くしすぎると却って窮屈になるから高さを調整して適切な目線になるように調整するといいよ」で、とりあえず言われてみた通りにやったら(当然まだ粗はあるものの)視野の範囲が凄く広がりました。あとブレーキの踏み方が硬くなっているので押し込まなくてもいいような位置に椅子を調整した方がいいということも教わりました。結果として全然違う教習を行う事ができました。上記にあげた指摘事項も完ぺきではないとはいえ改善傾向にあります。

このことをもっと早く知っておけば気の持ちようも変わっていたんじゃないかと。そしてそういう意味では実は5年くらい前に一度車校に入ったのにも関わらず挫折したことがあったので……とても残念なことをしてしまったんだなと、そう思います。

もう何度もこんな感じで二度と後悔したくないって書いている気がしますし、その度に対策は考えているのですが……本当にこれ以上の苦しみは味わいたくありませんね。

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