『太閤記』好きだったけど私が好きなのは信長

おはようございます。ゆんです。
今朝、Twitterのタイムラインを遡上していて講談社文庫さんのツイートを見つけました。

noteのお題はっけーん!
あ、イクサガミ天、とても面白いので是非。


小学生の頃に何故かどハマりしていた本があったのを思い出しました。
それは『太閤記』。豊臣秀吉の伝記ですね。

恐らく、教師だった祖母の家にあったものを勝手に持ち帰って読んでいたのだと思うのですが、表紙が分厚くて硬い本で、大きさは今の文芸書ぐらいだったかなと記憶しています。
Googleで検索してみたけど書影が出てこないんですよね。私が読んでたの、何だったんだろう。幻覚?その割には内容も覚えてるぞ。

太閤記を読んで、当時は竹中半兵衛がかっこいいと思っていました。あと、蜂須賀小六。
因みに秀吉は苦手です。三英傑の中では圧倒的に信長が好き。


当時、社会の授業でこれが出てきました。

「鳴かずんば殺してしまへホトトギス」(信長)
「鳴かずんば鳴かせて見せうホトトギス」(秀吉)
「鳴かずんば鳴くまで待たうホトトギス」(家康)

この3つの俳句を読んで、いちばん好きな武将は誰かと。
みんなが家康の名を挙げる中、女子で唯一、信長を推して「えー」と言われました。いやいや、時代の先端を駆け抜けるようなお人はこのくらい振り切ってないと。力で捩じ伏せるタイプ、大好きです。まあ、当時はそんなこと考えていなくて、「なんかカッコいい!」くらいの認識でしたけど。

信長はかっこいい、秀吉は苦手、そして「家康は狡い」とずっと思っているんですよね。
信長が天下統一への道を拓き、秀吉が土台を創り、家康がそれを掻っ攫ったという。

なので有名な『しかみ像』が、三方ヶ原の戦いで大きい方漏らして、その戒めのために描かれたと聞いたときは「ザマアミロ」と思っていました。(今はその説は否定されています)

大河ドラマ・真田丸で直江兼続(村上新悟さん)から送られた直江状を読んでキレ散らかし、書状をビリビリに引き裂いてる家康(内野聖陽さん)も最高に面白かったです。録画していたので、そのシーンだけ何度も観ました。
村上新悟さんの直江状朗読、途中で鼻で笑う演出があったのも良かった。

直江状の朗読、ドラマで実際に放送されたのとは違いますが、分かりやすい現代語版があるのでよろしければ。


秀吉のこと好きじゃないのにどうして熱心に『太閤記』を読んでいたのか、さっぱり思い出せません。秀吉の目を通して見た信長がとても魅力的だったってのはあると思いますが。

『太閤記』の次に夢中になったのは『南総里見八犬伝』です。30年以上ぶりに読んでみようかな。


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