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リトル・ミス・フェアリー Little miss fairy(オリジナル曲)

2013年頃に作った曲だと記憶しています。

過去にSoundCloudにアップした曲を時系列にマガジンにアップ、随時追加していきます。現在の自分と向き合うために自分の作品をnoteに記録していこうと決めました。

細かな部分の記憶は曖昧になっていて思い出せないことや忘れていることも多いですが。この頃は結構精力的にライブハウスやカフェで弾き語りをしていた時で、とにかく曲を量産しなければという思いで一生懸命作っていました。

その熱意だけで大量に曲が出来ました。曲が完成したらボイスレコーダーにとにかく録音するというマメ過ぎる鬼作業をしていました。

この曲は映画「リトル・ミス・サンシャイン」にインスパイアされて作りました。タイトルだけですが。いいタイトルだなと思ってこの名前をつけました。

当時は自分の中で『ファンタジック』なものをテーマに曲を作るようにしていました。音楽はファンタジーだ!と自分の中で息巻いておりましたので、歌詞の中に出てくる言葉は「魔法」「呪文」「星」「湖」などが多く登場します。
およそファンタジーの中で使われるであろう言葉たちを選んで物語を作っていました。

変則チューニングとフィンガーピッキングで構成されているこの曲はテンションを相当抑えて、“引き算”を意識して演奏しています。また、Sonic YouthやNick Drake的解釈(変則チューニングで単音で弾く)がうまくハマってオルタナっぽい雰囲気になっています。そして爽やかな仕上がりになっています。

ドロップチューニング(この曲はDドロップ。3カポ。チューニングはD,A,D,G,A,E)による特徴はギターの単音と歌メロをユニゾンさせることができるので、ギター1本での弾き語りの演奏においては色彩豊かな表現ができます。超手抜き、超簡単コード“俺抑え”で曲が演奏できるので重宝しています 笑

あとアコギの弾き語りにおいて極力、弾かない、引き算の演奏も素敵です。
ギター特有の表現方法の一つだと思います。

今となっては、僕が数年後ハマることになるNick Drakeへの道標にもなっていると思います。この時期から変則チューニングにカポ、フィンガーピッキング、ピッキングハーモニクスというスタイルが僕の中で確立されていきます。

自分から産み落とされた愛すべき曲なので、やはり愛を持ってお伝えできたらと思います。過去の作品ですが、あの時の自分が作ったという事実があるので、その事実は過去の自分から現在の自分へのメッセージなのかなとも思います。

カッコいい曲なのでぜひ聴いてください。

【リトル・ミス・フェアリー】

どんな夢を見るんだろう あの海は
遠い昔を思い出したりするのかな

誰かの帰り待っているのかい?
小さなフェアリー
誰も知らない 魔法の歌を聴かせてくれよ

広い砂漠で暮らす青い鳥 名前はなんだろう
彼らも夢を見たりするのかな どんな夢かな

無邪気に笑う 不思議な力を
少し分けて欲しいけど
誰も知らない 魔法の歌で今日は眠りたい

誰かの帰りを待っているのかい?
小さなフェアリー
誰も知らない 魔法の歌で今日は眠りたい

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