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カフェ・バグダッド Cafe Bagdad(オリジナル曲)

約8年くらい前、弾き語りをしていた時に作った曲です。2012年頃作った曲だと記憶しています。

『バグダッド・カフェ』という映画に影響されて作りました。当時はまた別にバンドもやりつつライブハウスやカフェで弾き語りをしていました。

結構な頻度で弾き語りをやっていたと思います。

いろんな種類の曲をとにかく、たくさん聴いてたくさん作らないとなという精神でやっていました。そのせいか、夕陽を見て泣きそうになるくらい感受性がソリッドになり過ぎていました 笑

当時はもう結構いい大人でしたが、自分に自信が持てず、どこかで生きづらさのようなものを漠然と抱えていました。

曲に関しては「情景が思い浮かぶ言葉にはもうすでに感情が込められている」ということが歌詞を書く上で大事だと気づき、自分の曲作りのテーマにしていました。

なんか自分で言うのもあれですが、、カッコいい曲です。

自分から産み落とされた愛すべき曲なので、やはり愛を持ってお伝えできたらと思います。過去の作品ですが、あの時の自分が作ってきたという事実があるので、その事実は過去の自分から今の自分へのメッセージなのかなとも思います。

過去の曲をこれから定期的にマガジンに追加していきたいと思います。

よかったらぜひ聴いてみてください。


【カフェ・バグダッド】

バグダッドの砂漠 夜明けのハイウェイ
長距離トレーラーが追い越していく
寂れた古いモーテルに旅行者はいない

薄明かりで揺れる煙草の煙
店主が無愛想にウイスキーを注ぐ

隣の中年の客が言う「ここには夢も何も無いぜ。あるのは砂漠と天国へのハイウェイだけさ...」

ドライブインにさまよう風は
心の中を渇かしていくみたいに
ひどく虚しくなったり
不安になったりするのはそのせいだろう

厚化粧の女は男に夢中
中身のない会話 デリカシーにかけるぜ

最後の煙草を燻らし ヤツらを一瞥して
「ここで世界が終わればいい」
そんなことを考えてやめた

ドライブインにさまよう風は
心の中を渇かしていくみたいに
ひどく虚しくなったり
不安になったりするのはそのせいさ

新しい朝はいつも
吐き気がするほど眩し過ぎて目を閉じる
砂漠の真ん中で死にたくなるほどの
孤独と自由を手に入れる



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