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今、健康ブームが白熱している時代です。

書店に行けば、ありとあらゆる健康に関する本が並んでいます。

どれを選んだら良いか迷ってしまうし、専門家の意見を聞いたり、具合が悪ければ、医者に行くのも大事なことなのかもしれません。

しかし、作家の五木寛之さんは、そうしたプームに踊らされるよりも、まず健康を保つには「養生」が大事だと言われます。

自分の体のケアに主眼を置いて、まず自分の身体の声に耳を傾けて行く事が重要なんだそうです。

それは、アンチエイジングとはちょっと違う考え方で、とにかく厳しい時代を生き抜いて行くには、肩書きや、立派な職業に就くことよりも、裸一貫でもやり抜こうという気持ちが一番必要なのだといいます。

健康の基本は、自分の体としっかり向き合って、自分の体が発している身体語、サインをきちんと読み取ること。

体は常に主体に向かって信号を発しているので、どうもこの辺りが苦しいとか、ちょっと無理が続いているとか、体は絶えずいろんなことを語りかけているものです。

そういう身体のサインを見逃さないで、養生に努める事が健康維持に一番大切な事だと言われたのが、とても心に響きました。

忙しいと、身体語に耳を傾けることを疎かにしがちですが、日頃から自分の健康は自分で守るという意識が何よりも必要かもしれません。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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