「感謝と祈り」第454話

「人生は終生勉強である。」
松下幸之助の言葉より…

全ての人が、このような考えを持たないと、人間の成長は止まってしまいます。

いわゆる大器晩成の人というのは、終生勉強だという考えをしっかりもっている人なのです。

自分の腕を磨いたり、人格を高めるということは、自分の為にもなりますが、実は社会人としての大きな義務でもあります。

他人が努力し向上したのなら、自分も同じように向上しないと、社会全体が良くなっていかないからです。

そういう社会人としての義務感や、連帯意識というものを、すべての人びとが持った時に、この世の中は良い方向に発展していきます。

「みんなのために」とか、「世のため人のため」といった「公」の意識が薄い人は多いかもしれません。

自分の利益や自分の損得が第一で、公の利益などいうのは偽善的だと言う人もいるでしょう。

でも、今の若い人たちは、公の意識が高い人が多いし、SDGsやCSR（企業の社会的責任）、CSV（企業の事業活動を通じて社会課題の解決をはかる）等々の言葉を勉強しています。

こういったテーマを勉強している若者が多いのは、とても素晴らしい事だと感じます。

私たちも自分の事のみを考えるだけではなく、社会全体を良くするような、新たな学びをもっと取り入れていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。