「感謝と祈り」第541話
立地条件の悪い所にある旅館で営業を続けている店主が、売り上げを伸ばしたいと考え、もっと観光地である事をアピールすべきだと声を上げたと言います。
そうすれば、客がもっと観光地に来てくれて、その他の旅館も売り上げが伸ばせるはずだと考えたのです。
しかし、小林正観さんは、この考えは少し方向性が違うと話されます。
この旅館が立地が悪いにも関わらず、今まで営業を続けてこられたのは、旅館そのものが良いからなのです。
だから、宣伝に力を入れるよりも、もっとお客様が心地よく過ごせて、またこの宿に来たいと思わせるようなサービスを考えるべきだと言う。
例えば、温泉卵を作れるようなサービスをするとか、お客様が喜ぶようなお土産を用意するとか、地元で取れた山菜をふんだんに使った料理を出すとか.…。
精一杯のおもてなしで、お客様が喜ぶような事を考えていけば、その宿に泊まらないのは勿体無いとお客が思う。
ありとあらゆる仕事、すべてにおいて言えますが、人に喜ばれるために、誠実な生き方を、ただ淡々と積み重ねていけばいいのだと教えてくれます。
そこで力む必要もないし、気合いを入れる必要もないのです。
ただ、どうしたら喜んでもらえるかだけを考えて仕事に取り組んでいくと、それが誠実な生き方になります。
誠実な生き方をしていれば、必ず魅力ある人となれるし、人に喜ばれて充実した人生を送る事ができるのです。
自分のためにも、人に喜ばれる事を普段から考えていきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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