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ある臨済宗の老師の前に、京都の駅の構内で、一人の若者がやって来てこう尋ねました。


「私は自分の生きがいを求めて、やって来ましたが、何をしたら良いか分かりません。私はどうしたらいいでしょうか?」


すると、老師はこのように言われました。
「人間は一番自分の事は分からないものだ」と前置きした上で、このように答えたのです。


「時間がないから、結論だけ言おう。

君は今から、自分のことは勘定に入れないで、だれかのために自分を献(ささ)げて生きてごらん。

そして他人のために働いて『よかったなあ、幸せだなあ』と思えるような自分がわかったら、それがほんとうの〈僕〉 だと、わしは思うがなあ」

秋月龍典(りょうみん)という臨済宗のお坊さんが、『「般若心経」を解く』の中で披露している話です。


私も「利他の精神」で生きる事が、とても大切な事だと最近しみじみと思います。


自分の損得は少し置いて、誰かの喜びの為に動いたとき、自分は本当は何をやりたかったのか、改めて気づくものではないでしょうか?


本当の自分を見つけていきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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