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京都に、世界屈指の仏像の彫師と言われる松本妙慶さんという人がいます。

その松本氏が、講演を頼まれて、年に二度ほど学生の前で話をする機会があるそうですが、生きている間、「人の3倍努力をしなさい」と言っています。

その為には、時間の使い方が何よりも重要だと言います。

1日24時間は誰にも公平。

ですから若い人は特に〝命〟とは何かを考えてほしいし、父母からもらった大切な命は時間なのだと教えてくれます。

その大事な時間をどう過ごすかが、人生なのです。

その3倍の力を伝える為に、1日を3で割ると8時間になりますが、最初の8時間は全身全霊で仕事をし、残りの8時間は休息に充てたらいいといいます。

そして、ここで問題になるのが、残りの8時間の使い方です。

遊びにいくのか、それとも1時間でも2時間でも、自分の腕を磨く為に時間を使うのかで、一年後には大きな差が生まれてきます。

このように残りの8時間が一番大切で、この時間をどう使うかが人生を決めると言っても過言ではないのです。

いかがでしょうか?
命の大切さに思いを馳せ、自分には能力がないと嘆いたり、言い訳をする前に、改めて時間の使い方を見直していきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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