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今日は二宮尊徳のお話を引用させていただきます。

温泉旅館の湯船に入った時に、お供の人に扇が話された言葉です。

―世の中では、そなたたちのような富者が、みんな足ることを知らずに、飽くまで利をむさぼり、不足を唱えている。

それはちょうど、おとながこの湯ぶねの中に突っ立って、かがみもせずに、湯を肩にかけながら、湯ぶねが浅すぎるぞ、ひざまでも来ないぞと、どなるようなものだ。

もしも望みにまかせて湯をふやせば、小さい子どもなどは湯にはいれなくなるだろう。

だからこれは、湯ぶねが浅いのではなくて、自分がかがまないことが間違いなのだ。

この間違いがわかってかがみさえすれば、
湯はたちまち肩まで来て、自然と十分になるだろう。
ほかに求める必要がどこにあろうか。

ここで言いたいのは中庸の精神がいかに大切か…という事です。

自分の利ばかり貪り、不満を並び立てて、湯を増やせば、お湯に入れない者も出て来る。

自分のことばかり考えるのではなく、足ることを知り、今目の前にあるものに感謝して、自分の行動を変えさえすれば、自分も人も心地よい世界が生まれるのです。

中庸の精神を持って日々を生きたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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