「感謝と祈り」第860話
最近、電気治療の椅子に、毎日座りに行くのが私の日課。
気がつけば、義母と母と3人で通って42日経っていました。
雨の日もカンカン照りの日も、殆ど休まずに、頑張って通っていました。
その理由は、無料という事も魅力だったけど、そこに行けば必ず笑顔になったのです。
自然治癒力を高めるという電気治療の椅子は、副作用もなく「予防医学」に特化したものでした。
ただ座るだけで体の中を治療するという機械は、私の期待を裏切らかないという希望が徐々に見え始めました。
座っていると、まだ20代の若いスタッフが、健康の話を毎日日替わりでしてくれて、いつも笑顔で迎えてくれます。
一番驚いたのは、300人近くいるお客さんの名前を全て覚えている事でした。
中には、病気への不安を煽って、サプリメントや機械を買わせようという、営業目的の売りトークを交える会社もありますが、そこは全くそんな事はしません。
その2人が言うことはただ一つ。
「ここは、無料でやっている代わりに、一つだけ、お願いがあります。
それは、病気や痛みで困っている方があったら、是非この場所を教えてあげて下さい、宣伝だけはお願いします。」という台詞でした。
もちろん会社なので、ボランティアでやっているわけではないし、中には効果を感じて、買われる方もいらっしゃるでしょう。
ただ、座るだけで、誰でも自然治癒力を高められて、今まで悩んでいた症状が良くなった症例を沢山みて来たから、1人でも悩んでいる人がいたら、よくしてあげたい…そんな熱意がスタッフから伝わって来るのです。
人は、伝えてくれる人の頑張りや、優しさ、情熱が伝わった時に、(最初は疑って見ていた人も)、必ず味方にしてしまうから不思議です。
実際の私は、大きな病気があるわけではないのですが、ここに通い、自分の考え方の癖が、健康に大きく作用するのだと学びました。
それは、機械に座っても、良くなった実感が感じられなかった時に、どう思うかで未来が変わるということです。
🍀効果がない、騙されたと思うのか。
🍀何もない日常を無事に過ごせるのは、この機械で治療して、体の内側が知らないうちに健康になっているからと思うか。
もちろん魔法の機械ではないので、2、3日座っただけで病気が治るとか、そういうことはないし、個人差もあると思います。
でも、何も起こらなくても、病気の「予防」に必ずなっているはずです。
昔から病は気からとありますが、体の内面から良くなっている、有難いと思えば、必ず体はそれに応えてくれると私は信じています。
人は何を信じるか、そして自分がどうありたいかで、未来の結果が必ず変わります。
私の母はふらつきが治って、諦めていた自転車に乗れるようになり、今は前より元気になりました。
免許を返上し、徒歩しか移動手段がない母にとって、自転車が乗れるようになったことは、とても有難い事だったようです。
人は病気になったり、痛みがあったりすると落ち込んだり、悲観的になるものですが、「笑う事」そして「希望を持つ事」で、必ず体は良くなろうとするのです。
それだけ、人の体の自然治癒力は無限の可能性を秘めているのかもしれません。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。