「感謝と祈り」第373話
人生を逞しく生きるのに、根っこは大事です。
植物が生き生きと生育していくのに欠かせないのが根。
土中の目に見えない働きがあって花は咲き、葉は生い茂りますね。
人間も然りだと思います。
人が人生という時間軸の中で自らの花を咲かせていくには、根っこがなければ到底咲かせる事は出来ません。
では、根をしっかり張るにはどうしたら良いのでしょうか?
今日は釈迦の言葉から、大事な心掛けをご紹介致します。
釈迦は人間を悟りに導く方法として、六波羅蜜(ろくはらみつ)を説きました。
それは次のようなものです。
●布施(与える)。
●持戒(自ら戒めるものを持つ)。
●忍辱(にんにく/苦難やいやなことを耐え忍ぶ)。
●精進(仕事に一所懸命打ち込む)。
●禅定(心を落ち 着かせる)。
●智慧(以上の五つの修養に努めていると生まれる)。
これが 六波羅蜜である。
これはそのまま、心の根を養う実践徳目であるという。
中で特に根を養うのに大事なものは、忍辱だと仰っています。
人生の艱難辛苦に耐え忍ぶ。
植物が厳しい風雪や干天にさらされるほど強く根を張るように、人間の根もそこに養われるのだと思います。
人生の荒波にも耐え忍び、尚且つ心を落ち着かせて、知恵を得たいものですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
よろしければサポートお願いします。運を高め、一緒にピンピンコロリの人生を目指す人を募集しています。ダイエットに興味のある人に、責任を持ってフォローをしていきます。素敵な人生を目指していきましょう。