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浜松医科大学名誉教授、高田明和氏は、味と大脳の味覚中枢の研究を長年続けて来られました。

その結果わかった事は、舌に砂糖、塩、酢、からしなどを混ぜて乗せ、その反応をみると、人によって全く反応が違うという事だったそうです。

同じ素材をおいしいと感じるか、まずいと思うかという味覚は先天的な感覚ではなく、教育、文化、環境などの影響を強く受けるようです。

子供の頃はとてもまずくて食べられなかったものも、大人になると美味しいと感じる食材はいくらでもありますね。

私も子供の時、全く食べれなかったらっきょうが、今は大好きになりました。

そして、おいしいものを食べると、幸せを感じる事が出来ますね。

しかし、教授によると、おいしいものは幸せの素材にすぎないといいます。

心配事があったり、会食の相手が嫌いだったりすると、せっかくのご馳走も砂を噛むような味になります。

人生の出来事も同じで、幸福につながるか、不幸のもとになるかは、あらかじめ決まったものではなく、人や場合によって、どちらにでもなっていくことが多いのです。

つまり、「幸せは自分の心が決めるもの」と言って良いのかもしれません。

《運命は我々に幸福も不幸も与えない。ただその素材と種子を提供するだけだ。》(フランスの思想家・モンテーニュ)
という言葉もあります。

自分の心を幸せと感じる方向に、是非とも向けていきたいですね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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