「感謝と祈り」第292話
「裸にて生まれてきたに何不足」という言葉があります。
もともとわたしたちは何ももたずに生まれてきたのです。
そして何ももたずに死んで行くのです。
財産といっても自分のものではないのです。
死ぬときにもって行けないのですから。
達磨大師も、「何も持たずに生まれて来たのに、自分の所有物だと思うのは、盗んでいるようなものである」と言っています。
自分の体が自分のものであれば、「老いる」事や「死ぬ」時期もコントロール出来て、白髪になる事もないわけです。
でも何一つ思い通りにならない。
自分の思い通りに欲しいものを手に入れても、それは思い通りにはいかないから、結局苦しくなる訳です。
自分のものと思うから執着します。
自分のものになると思うから、欲しいと思い、自分のものにしたいと思うのは本能的なものです。
しかし、欲しいということが自分を苦しめるということになるなら、もう一度本質にかえってみるべきです。
自分の体は本来天からの借り物であるから、大事に扱わなくてはいけません。
いつかお返しするものであるから、自分の体を大切にして、天が喜ぶような使い方を考えていかなければいけないと思います。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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