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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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#生きる

「感謝と祈り」第727話

今日は、認定NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事の、池間哲郎さんという方のお話を紹介します。 池間さんは、三十五歳の時、異国の貧困地域における深刻な社会問題について調査・支援を始めたそうですが、真剣に取り組むようになったのは、フィリピンのマニラに出かけた時だったそうです。 マニラにスモーキーマウンテンという 有名なゴミ捨て場があり、(今は撤去されていてないが) 池間さんが38歳の時に、青年会議所の広報委員として行く事になりました。 すると、衛生環境の悪いゴミ捨て場

「感謝と祈り」第718話

今日は、女優の樹木希林さんのお話をします。 樹木希林さんは2018年、75歳でお亡くなりになりました。 乳がんを患われ、その後全身に転移して、苦しい思いをなさったり、40年別居が続いた内田裕也さんが事件を起こすたびに、「救われたのは私の方」と言って対応されていたと聞きます。 その生き様は、私達に色々な事を気付かせてくれますが、その一部を紹介させて頂きます。(以下は希林さんの言葉です) 「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです。 「こんなはずではなかった」「もっと

「感謝と祈り」第626話

「置かれた場所で咲きなさい」、という言葉の如く、我々はそれぞれに与えられた人生の上で咲くしかありません。 その中で、不平不満や文句、愚痴、泣き言を言わず、目の前に起こるできごとを、ニコっと笑って引き受けていく事が大切なのだと思う。 そして、日々の様々な「できごと」を淡々とこなしていく必要があります。 大事なことは、その淡々とこなしていくことを、気を抜かず、死ぬ直前まで続けることではないでしょうか? 人の評価というものは、死ぬ間際に決まるのかもしれません。 そうする事

「感謝と祈り」第542話

今日は、坂村真民氏の詩を紹介します。 なぜ命ある限り歩む必要があるのか、考えさせられる素敵な詩です。 そして、それは「自分の花を咲かせるためだ」と先生は仰います。 「悟り」という詩がある。 「悟りとは、自分の花を咲かせることだ。 どんな小さい花でもいい。 誰のものでもない独自の花を、咲かせることだ。」 先生がすべての人に托したメッセージです。 最後に先生が生涯のテーマとした詩を紹介します。 「ねがい」という詩です。 「人は終焉に向かって自分を磨いてゆかねばなら

「感謝と祈り」第532話

「日日是好日」は、中国・唐時代の雲門文偃禅師の言葉です。 禅語は、私たちにとって、生きる上で指針となり、いつも大切な事を教えてくれます。 さて、様々な解釈が可能な言葉ですが、概ね次の三つの教訓を示唆しているようです。 ◎一つは、その日にどんなことが起きてもよい日と受け止めよう。 ◎二つ目は、今日は二度とないかけがえのない一日と自覚して全身全霊で生きよう。 ◎三つ目が、善し悪しの判断を超えてどんな日もそのまま受け入れよう、というものです。 人生の中には、晴れの日も雨

「感謝と祈り」第529話

私たちが生きている間に、人間学を学ばなければいけない理由は、この世にいる間に、少しでも自分を磨き、心を高め、過去の自分よりマシな人間になる為だと思う。 あの世に行くまでの間、自らの人間性を練り、人格を高め、深めていく為には、磨き砂がどうしても必要です。 小林正観さんは、魂を磨くための砥石は3つあると仰っています。(宇宙も神様もぜんぶ味方につける習慣/宝島社)より ひとつは「家族と家庭」です。 結婚とは、「夫という名の砥石(といし)」「妻という名の砥石」を手に入れたとい

「感謝と祈り」第514話

私達は、人間のできた人、尊敬に値するような人物は、喜怒哀楽などなく、どんなことが起きても感情をあらわにせず、悟りきっているような人だろう、とつい思ってしまいます。 しかし、喜怒哀楽がないということは、感情の起伏がないロボットと同じですね。 どんなに情報があり知識があろうと、まったく感情がない人を好きになる人はいないのではないでしょうか? 人間の究極の魅力は、喜怒哀楽にあると過去の賢人は教えてくれます。 その事について、こんなエピソードがあります。 蘇東坡(そとうば)

「感謝と祈り」第509話

年齢を重ねていくと、人の名前が覚えられなかったり(忘れたり)、ITなどの新しい技術についていけなかったりします。 でも、それで人生後半は下り坂かというと、そんな事はありません。 年齢を重ねていくと、経験という名の「深み」が出てくるからです。 イギリスの哲学者・数学者で「20世紀最高の知性」とも称されるバートランド・ラッセルは、有名な『幸福論』の中で、世の中に興味・関心を持ち続けることが幸福の道であると説いています。 確かにその通りで、例えば「○○に造詣が深い」「○○に

「感謝と祈り」第492話

五木寛之氏は、「生きる」ということは 「変化の連続、その積み重なりである」と仰っています。 「いのち」とは、軽々と自由であるべきだという事です。 軽薄だと言われようと、ブレていると言われようとも、思うように生きたらいいと言われます。 今の時代を軽々と、風のそように生きる…その事が大事だと言われて、ホッとされる人も多いのではないでしょうか? つまり飾る事なく、自然体で良いのです。 限りある人生の中、できることも有限です。 この世にあるたったひとつの「自分」という存在

「感謝と祈り」第483話

人生の中で最も大切な事は、「念を入れて生きる事」だと小林正観さんは仰いました。 では、念を入れて生きるとは、どういう事なのでしょうか? 「念」という文字を分解すると、「今」の「心」 と書いてあります。 「今」の「心」とは、今、目の前にいる人を大事にし、今、目の前のことを大事にすることだそうです。 「念ずる」という意味には、念ずれば未来が呼び寄せられるとか、念ずれば自分のイメージどおりに未来をつくることができるとか、そういう意味は入っていないのだそうです。 念ずるとは

「感謝と祈り」第461話

秋田道夫氏は、「機嫌良く生きる」事について、こんな事を述べています。 ■世間のことを知らないことを「世間知らず」とは言いません。 人にある感情の機微を理解できない人を「世間知らず」と言うのです。 ■言葉が大事なのではなくて、「言葉遣い」が大事なんだと思います。 自分に語りかける時も敬語で。 なるべくポジティブな言葉を選んだ方がいいと教えてくれる本は沢山ありますが、それよりも「言葉遣い」が大事なのだと改めて教えてくれます。 そこには、自分が恥をかく勇気、人に恥をかかせな

「感謝と祈り」第443話

皆さんの周りに、「私は幸せじゃない。」っていう人がいたりしませんか? 口を開けば、昔の苦労話や、不幸自慢をしたりする人がいたとします。 でもそれは、幸せの基準が高いからだと、斎藤一人さんは言います。 幸せは、誰かが運んでくれるものではなくて、自分でなるものです。 幸せになるのを待ってるだけではなく、幸せの基準値を少し下げれば、誰でも幸せになれるのです。 私たちは小さい頃から、足りないものをリストアップして、それを手に入れなければ幸せになれないと教え込まれています。

「感謝と祈り」第442話

「どうやって食っていこうかと、そればかり考える生き方をしていたら、一生涯、食うことばかり考えて終わってしまう。 食うことを考えないでいると、食べ物が向こうからついてくる」 ご紹介した詩は、現代日本を代表する洋画家、野見山暁治氏が、中学生の時、国語の教師から教えてもらったそうです。 野見山氏は、102歳で亡くなりましたが、生前のインタビューでこのような言葉を残されています。 「その時は嬉しかった。食い物が向こうからやって来るなんて。 けれども、自分の人生を振り返ってみて先

「感謝と祈り」第441話

どうすれば明るい気持ちになり、毎日を笑顔で過ごすことができるのでしょうか? 精神科医の和田秀樹氏によると、幸福を感じるための一番のカギは「いろいろなことを試してみる」という前向きな姿勢にあるといいます。 世の中のことは、どんなことでも「やってみなければわからない」のです。 誰にも答えがわからないからこそ、「何でもやってみる」ことが大切なのです。 ビジネスの世界の成功者に限らず、人生が最終的にうまくいく人というのは、いろいろなことを「めげずに試し続ける人」ではないでしょ