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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2023年8月の記事一覧

「感謝と祈り」第453話

アフリカに「一人の老人が死ぬことは、一つの図書館がなくなることと同じ」という諺(ことわざ)があります。 老人は、一生の間に一冊の本も読んでいなくても、目で見て、嗅ぎ、手で触り、耳で聞き、舌で味わった、膨大な情報(非言語情報)を蓄積してきたのです。 たとえば、目の前に一個のリンゴがあったとしましょう。 リンゴを見たことのない人に、言葉でそれを伝えようとしても、恐らく本一冊分の情報を伝えても、リンゴ特有の甘酸っぱさ、皮の触感、果芯の形状など、「大事なことは何も伝わらない」と

「感謝と祈り」第452話

「猛烈な感謝」という言葉があります。 これは、パム.グラウド氏の言葉から引用しています。 猛烈な感謝とは、一見不幸に見える出来事も全て受け入れて、感謝の気持ちを持つ事なのです。 猛烈な感謝、見境のない感謝は、FP (Field of infinite Potentiality = 可能性のフィールド)への入り口なのです。 感謝は、可能性のフィールド、その中心に直接つながっています。 FP(可能性のフィールド)のことを「宇宙」と呼ぶ人もいれば、「神」と呼ぶ人もいます。

「感謝と祈り」第451話

何か面白く楽しい情報を伝えたとき、それを聞いた人が開口一番に否定的なことを言うと、その瞬間、それを伝えた人は気落ちしてしまうものです。 これ以上言っても、また冷たく否定的な言葉が返ってくるだけだと思うと、 もう2つ目、3つ目の情報は伝えたくなくなります。 この人に何か楽しそうな情報や役に立ちそうな情報を伝えても、多分聞き入れてもらえない、役に立たないだろうと思ってしまうからです。 これは本当に勿体無いことですよね。 否定的な言葉を言ってしまう人は、これ以上は聞きた

「感謝と祈り」第450話

こんな俳句があるのでご紹介します。 「くすの木千年 さらに今年の若葉なり」 樹齢千年の楠(くすのき)と聞けば、普通はもう葉をつける元気もないと思うかもしれないけ ど、昨年と変わらないばかりか、さらに勢いよく若葉が萌えている。 こんな内容の俳句です。 生きる事は、成長する事だと斎藤一人さんは仰います。 樹齢千年の木ですら、まだまだ成長しているのです。 それを、年を取ったと言い歩みを止めるから、逆に苦しくなるのだと言う。 なぜなら、成長を止めるって、自然の摂理に

「感謝と祈り」第449話

昨日は優れた人ほど、「黒子に徹する」というお話をしました。 今日はそれに補足して、少しだけ書き加えてみたいと思います。 タレントやスポーツ選手に限らず、なんらかのかたちで、有名になりたい、と思っている人は少なからずいます。 しかし、有名になれば、お金や名誉などは手に入るかもしれませんが、それと引きかえに、自分や家族のプライバシーがなくなるということでもあります。 だから、自分だけでなく、家族や親族がほんの少しでも他人や社会に迷惑をかけようものなら、ヒステリックに叩かれ

「感謝と祈り」第448話

優れた人物ほど、「黒子に徹する」事が出来る。 (東洋思想研究者、田口佳史氏の心に響く言葉より) リーダーは「黒子」に徹して、下の者がやる気になって力を出せるように黙々と働けば、自ずと人心がついてくるとあります。 リーダーが一番目立つような組織は、ダメだということです。 たとえば会社なら、社員たちから見て、「たしかにうちの社長は名リーダーのようだが、具体的に何をしてるんだか、まったくわからない」というような社長がいいのだと言う。 それは一体、何故なのでしょう? リーダ

「感謝と祈り」第447話

学生に「教える」立場のSさんが、ある「環境勉強会」で影響を受けたのは、「教える」ことではなく、「伝える」ことだったという。 その勉強会は、あのときの講師の地球環境を大事に思う気持ちが「伝わってきたのだ」。 Sさんは、「そうだ、生徒たちに教えるのではなく、伝えていかなければいけないのだ」と気づいたという。 世の中に教えたがりの人は沢山いるが、そういう人の話は何故か心に伝わって来ない。 その人が、その分野の仕事や勉強が好きで、それがいかに楽しいかを話してくた時に、私達は興

「感謝と祈り」第446話

私たちは、お寺や神社に行くと、つい何かをお願いしたくなります。 でも本来、お寺や神社はお礼や感謝を伝える場所で、お願い事をする所ではありません。 でも、つい、お願い事をしてしまいそうになります。 お寺のお経も、死者を弔うものとして、私たちは捉えがちですが、本来は、仏様に成り代わって、和尚様が真理を唱えているだけで、死者を弔うものではないようです。 そしてお釈迦様は、自分の姿を仏像にしてはいけないと弟子達に言われたそうです。 迷いから逃れるには、自分で心の穢(けが)れ

「感謝と祈り」第445話

【自らに一喝する】 臨済宗円覚寺派管長、横田南嶺氏の言葉 古来禅家では「臨済の喝、徳山(とくさん)の棒」といって、一棒をくらわし一喝(いっかつ)をくらわして弟子を鍛え、教えを伝えてきたといいます。 しかし、教えを学んでも、頭で考え思慮分別するあまり、本質を見失ってしまうことがあります。 だから、一喝して自ら決断を下すことが必要で、とにかく実践が大事だと横田氏は仰っています。 しかし、決してむやみに(人様に)一喝をするべきではないと師から戒められ、一喝をするのであれば、

「感謝と祈り」第444話

『明るい人の科学』クロスメディア・パブリッシングという本の中に、「お坊ちゃんオーラ」の話があります。 『何の不自由もなく恵まれて育った人には、なぜか独特の「お坊ちゃんオーラ」があり、その言動には周囲を巻き込むチカラがあります。 朝ドラの「らんまん」の主人公にも、こうしたオーラが感じられ、周囲の人を巻き込み、次第に人を前向きに元気にしていくのです。 天性の「能天気さ」とか「おおらかさ」があります。 恵まれて育つというのは、お金持ちという意味ではなく、周囲の人に愛されて育

「感謝と祈り」第443話

皆さんの周りに、「私は幸せじゃない。」っていう人がいたりしませんか? 口を開けば、昔の苦労話や、不幸自慢をしたりする人がいたとします。 でもそれは、幸せの基準が高いからだと、斎藤一人さんは言います。 幸せは、誰かが運んでくれるものではなくて、自分でなるものです。 幸せになるのを待ってるだけではなく、幸せの基準値を少し下げれば、誰でも幸せになれるのです。 私たちは小さい頃から、足りないものをリストアップして、それを手に入れなければ幸せになれないと教え込まれています。

「感謝と祈り」第442話

「どうやって食っていこうかと、そればかり考える生き方をしていたら、一生涯、食うことばかり考えて終わってしまう。 食うことを考えないでいると、食べ物が向こうからついてくる」 ご紹介した詩は、現代日本を代表する洋画家、野見山暁治氏が、中学生の時、国語の教師から教えてもらったそうです。 野見山氏は、102歳で亡くなりましたが、生前のインタビューでこのような言葉を残されています。 「その時は嬉しかった。食い物が向こうからやって来るなんて。 けれども、自分の人生を振り返ってみて先

「感謝と祈り」第441話

どうすれば明るい気持ちになり、毎日を笑顔で過ごすことができるのでしょうか? 精神科医の和田秀樹氏によると、幸福を感じるための一番のカギは「いろいろなことを試してみる」という前向きな姿勢にあるといいます。 世の中のことは、どんなことでも「やってみなければわからない」のです。 誰にも答えがわからないからこそ、「何でもやってみる」ことが大切なのです。 ビジネスの世界の成功者に限らず、人生が最終的にうまくいく人というのは、いろいろなことを「めげずに試し続ける人」ではないでしょ

「感謝と祈り」第440話

昨日は、「ゆったり生きる」という、健康に関するテーマを取り上げてみました。 今日はそれに補足して、お伝え出来たらいいなと思います。 順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏は「健康法」についてこう語っています。 『もし誰かに「究極の健康法を教えてください」と言われたら、「ゆっくり生きること」だと教授は仰っています。 「ゆっくり生きる」という言葉には「健康のすべて」が集約されているのです。 何故なら、私達の体の調子を支配しているのは、自律神経だからです。 心臓や胃腸を動かし