【221】効果的な個人面談の方法①
前回の記事で「チームワークを良くするにはまず相互理解から」とお伝えしたところ、コメントやメッセージで質問をいただきました✨
(↓前回の内容)
質問①
そもそも個人面談をやってないけど、いつやっていましたか?
質問②
個人面談、どんな内容でされてましたか?
質問③
どんな事に気を配ってされてましたか?
質問④
スタッフへの上手い対応や声がけは?
質問⑤
お店全体への働きかけ方がありましたらアドバイスお願いします
今回はこれらの内容について回答していこうと思います。
ご質問くださった皆様ありがとうございます✨
それでは、質疑応答コーナーはじめます!
◆質問①
そもそも個人面談をやってないけど、いつやっていましたか?
◆回答
暇さえあればいつでも
店長時代は休憩時間無く予約が入っていたので、大袈裟でなく、暇さえあればいつでも「今ちょっと10分だけ面談良い?」と言ってバックヤードで面談をしていました。
10分で話せることはほんの少しです。
その中に話したい核心を入れないといけないのですが、本題に行く前に10分経ってしまう事がほとんど。
なので、10分だけ時間を貰って話す時の内容は
①ほぼ私から
②褒めるだけ
にしていました。
【個人面談】というと「〇月〇日〇時~ △△さんと1時間とって面談を~…」と考えてしまいがちですが、形式に捉われずにいつでもどこでも良いと思います。
大事なのは面談する事自体ではなく、相手に自信と安心感を与える事。
これを続けることでスタッフも【突然の個人面談】に慣れ、
「今ちょっと良い?」と言われると(何か褒めてもらえるかも!)(あの事を話すチャンス!)と言わんばかりにノートとペンを持ってすぐに横に座ってくれるようになりました。
◆質問②
個人面談、どんな内容でされてましたか?
◆回答
結構エグイ内容もバンバンでした
内容は人により本当様々でした。
表向きには↓
10分しか時間が取れない時は基本的に
『私から見た最近のアナタ、ここがイケてる』
という報告と
『何を意識してイケてる感じになったの?』
という質問。
主に面談後にポジティブな意識になれるような話をしていました。
30分時間が取れる時はバックヤードで
『イケてる時とオチてる時の波は何が原因でできるの?』
という質問をして【自分には波があるんだ】という自覚を持ってもらい、どうすれば高いところで波を作れるか考えてもらうようにしました。
(高いところで波をつくる=モチベーションが上がらない時でも、最低ラインの数字をしっかりつくれるようにする)
45~60分時間が取れる時はカフェに行き
『中長期的な目標を確認して、今の自分が相応な努力をできているか』
を話し合っていました。
といっても小難しい話をする訳ではなく、
「今23歳で、26歳までにマスターセラピストになりたいって言ってたよね。今ゼネラルセラピストだから、あと3年でマスターセラピストになるには…」と、実践的な話をしながら戦略を立てていました。
ここまでは表向きの、順当に頑張っているスタッフ(笑)との面談内容です。
10人以上スタッフがいればそんなに順当にいく訳もなく…
今振り返れば
・不倫相手との子どもを妊娠しました。
▶とりあえず働けるうちは働いてもらい、今は用意されたマンションでお子さんと2人で暮らしています
・夫が散財してスマホ代が払えず、来月は連絡が取れなくなります
▶1ヶ月ポケットWi-Fiを貸してスマホを使えるようにしてもらいました
・妊娠してしまいました。堕ろしたいけどお金がありません
▶まずは親や身近な人に相談してください、ムリなら私が貸すなりするからまた相談して…
・あのスタッフが苦手すぎてムカつきます
▶話を聞いてどっちもどっちなら、シフト調整やチーム再編成で極力顔を合わせないようにします。もしくはどちらかが異動。
等々…
思い返すと仕事の面談なのに、男女関係の相談がめっちゃくちゃ多かったなと思います🤡
そういう年頃の子が沢山働いているお店だったから、プライベートが仕事の質を左右するのは当たり前だったかな、と感じます。
だからこそ仕事とプライベートを分けて考えずに、プライベートの不安を少しでも減らして仕事で結果を出せるようにしていく為の面談を沢山しました。
他の店舗の人が聞いたら「こんなの面談じゃなくない!?」というような内容の会話をしこたましていました。
◆質問③
どんな事に気を配って面談されてましたか?
◆回答
ハラオチしてもらう事を念頭に話をしていました
プライベートの話でも業務の話でも、
本人にハラオチ(腹落ち)してもらう事を常に念頭に話し合いました。
店長やグランドマスターセラピストは「目上の存在で口答えできないから、とりあえずハイハイと従っていよう」と思われがちです。
そんな状態を作らないように、どれだけ時間がかかってもスタッフの言葉で「どうしてそう考えたか」を引き出し、本人が自ら納得して良い方向に進めるように配慮していました。
人がハラオチする瞬間は、否定の言葉を投げかけられる時より肯定の言葉を投げかけられた時。
これを常に頭に入れて面談をしていました。
例えば「他のスタッフにいつもキツく当たるスタッフとの面談」。
実際のエピソードも交えながら、次回詳しくお伝えしたいと思います。
参考にならないようなイレギュラーな内容ばかりになってしまいましたが、大丈夫かな?笑
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