「後悔」も「悲しみ」も「完了」にしていく意味
こんにちは、コーチのゆみです!
最近、わたしはこれまで勤めていた会社を退職することと決断し、独立することを決断しました。
会社とは完全に切れるわけではなく、業務委託という契約を結び、案件ごとにお仕事を貰う予定です。
わたしは、独立するので、これから自分がコミットできることが増えていくことのうれしさ、わくわくもあります。
同時に、これまであった会社の目標からは外れて、どんどん自分の役割を引き継いでいく作業。
求められることがあれば、どんどんやるのが好きだったからこそ、今の状況はわたしにとって結構さみしい感じがしたりします。
それでも、社内での業務を少しずつ、誰かに引継ぎ「未完了」だったものを「完了」させていくことで、止まっていたことが、どんどん進み始めた感覚も間違いなくあるなぁと感じています。
まるで、せき止められていた水が流れることを許されたかのようにスムーズに物事が進んでいます。
今わたしは自分自身の、クライアントにコミットすることができるようになってきていることを心から感じられているし、人生の他の選択肢についてもやっと頭が回るようになってきた。
退職を決めるまでの数か月間もめちゃくちゃ行動を進めましたし、発信も手を止めることなくずっと書き続けることは続けていました。
ただ、一方で、どこか会社の中で起きていること、社内でまだコミュニケーションしないといけないことが残っていたこと、責任を持っていたことを渡せていなかったことが頭の中にずっと残っていて、全力アクセルを踏めていない感覚もあったのかもなと思っています。
そして、「未完了」というのは、業務やタスクのことだけを言うのではないんですよね。
「ネガティブな感情」の面で、出し切れていないこと、完結できていないこともわたしは「未完了」の項目と呼んでいます。
くやしさが残っていたこと
悲しかったこと
もっとやり切りたかったことがあった
正直に言うと、向き合いたくないくらい悔しい気持ちもいっぱいありました。
それでも、この感情をずっと持ち続けて「未完了」にし続けると、ずっと頭の中に残る感覚があると感じていました。
もっと前に進みたいのに、進みづらい。
後ろ髪がなんとなくひかれて進めない。
自分の中で整理できていない思いや、後悔していること、もっとやれたかもしれないなという思いもすべて、取り残されたままだと今の決断があっているのか?本当にこのままでいい?みたいな感覚に陥って迷うことも、少なくなかったです。
8月に入り、ほぼ業務の引継ぎは終え、今の私の中の後悔していること、悲しかったこと、もっとやりたかったなと思っていたこと、を「完了」させるプロセスに入ることができています。
よく最近、「前を向け」「過去を振り返るな」というメッセージをみることがあります。
確かに、前をまっすぐに見れる状況の人には有効そうだなと思う一方で、「未来」をみたいけど、前を見るのが苦しいときや、みつからないときは自分の中で完了していないネガティブな感情が確実に尾を引いていることがあると思っています。
「未来」や「現実」を見るために、「過去」をしっかり見つめること。
新たな挑戦をするためには、今までとは違うことに挑戦する必要があるし、エネルギーも必要になってきます。
エネルギーをしっかりとこれからの「未来」に集中させるためには自分の中に残っているネガティブな感情は一旦「完了」させることが必要です。
わたしがこの会社で過ごした時間はとても大切な時間だった。
思入れが強かったからこそ、願いも強かったからこそ、足りなかったことにも目が行って後悔している気持ちもあるのです。
「こんなこと言ってる場合じゃないのわかっているんですけど」とコーチに相談したら、
「いや、それはゆみさんしんどいの当たり前でしょ」っと鋭い突っ込みをいただきました。
コーチだけではなく、恵まれていることに周りの人に「しんどいことや、つらかったことは辛かったと言っていいんだよ」と言ってもらえて、たくさん泣かせてもらいました。
言われて初めて、わたしはしんどかった、苦しかったという感情を、「未完了」にして進もうとしていることに気が付くことができました。
大好きだった会社からの、独立に伴い起きた痛みの中での葛藤。
悔しさと、悲しさ、誰かのせいにも自分のせいにもどうにもできない感情。
泣き叫びたいほど悔しいこともいっぱいあった。
もっとできたはずのこともあった。
もしかしたら、もっと役に立てたかもしれない。
それでも、その時の全力でやれることは全部やった。
全部やるべきこと、残してしまったら後悔しそうなこともすべて対話したし、やり切った。
この数か月、数年分の涙を流したんじゃないかというくらいめちゃくちゃ泣きました。
泣けて悲しんで、初めてこれまでちゃんとやれてきた自分も認められるようになりました。
このまま無視して、前に進もうとすればするほど、きっとわたしは、心残りがあることを残してしまった自分を責め続けて前に進んでいるけど進めていな感覚を持ったかもしれないです。
ネガティブな感情を今だからこそ、しっかり味わいきることができて、徐々に未来を作り上げるスピードが上がってきているのを感じています。
前に進みたいけれど、同時に苦しさを感じているのなら
これから違う環境に飛び込もうとしている、けど進みづらさを感じているとか、なにか心の中にとっかかりを感じている人へ。
「未完了」をなんでもいい、一つずつ終わらせていくことが個人的にはおすすめです。
「未完了」のタスクは大きなものじゃなくてもいい、小さなものでもいいです。心残りになっていたことを少しずつ終わらせてみましょう。
それが感情の「未完了」であっても、業務的な「未完了」であってもどちらでも大丈夫です。
未完了が完了なれば、新しい未来を築くためのスペースがきっと空いてきます。スペースが空けば前に進みやすくなります。
とはいえ、わたし自身「未完了」を「完了」に一人でするのは苦しかったし、難しかった。だれかそばにいてくれぇええええって正直泣きました。
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