#11 【片づけ】お金を失う
こんばんは。整理収納アドバイザーのゆみなかです。
私は、片づけ効果に感動したひとりの主婦。
片づけをするようになってから、モノというのは色々な面で想像以上に影響を与えていることを実感しました。
時間がもっとほしいなと感じている人、身体の負担を減らしたいという人、ムダなことは省いていきたいと願っている人にとって、片づけというのはまさにうってつけの方法です!
そして早く身に付ければ身に付けるほど貴重な時間等を失わずにすむので、片づけについて少しでも興味を持ってもらえるとうれしいです。
<全文予定>
第1章 片づけをするうえで、知っておいた方がいいこと
第2章 モノが多いことでマイナスになっていた(なる)こと
第3章 モノが減ったことでプラスになった(なる)こと
第4章 モノを手放すために工夫していること
第5章 モノが増えないために工夫をしていること
<第2章>
第1節 時間を失う
第2節 お金を失う
第3節 心理面でマイナスになる
第4節 肉体的に負担がかかる
第5節 環境面に悪影響
【前回】第1節の時間を失う
今回は、第2節 お金を失うについて書いていきます。
……………
このテーマは、きっと誰でもお分かりだと思います。
が、、重要なことなのであえて書くことにしました。
モノを重複して購入する
自分はこれ、何度も何度も経験してきました。
モノが多いければ多いほど、現在持っているモノの管理がしづらくなってしまうから。
ひと目ですぐ把握できる仕組みになっていれば問題ないのだけど、「一回一回確認作業を行わないとわからない」という場合は管理は難しい……
「多分もうなかったな〜」と思って買ったら、「まだ十分残ってた!」とか、
衣類など、セールになっていたから喜んで購入したら同じようなモノをすでに持っていた…など。
ほかには、食品であったり、文房具であったり、日用品であったり……
使用頻度の早いものだったらいいのだけど、なかなか減らないモノや、使い切れないモノ、返品が効かないモノだったりすると、それだけムダなお金が発生してしまうことになってしまいます。
時間も同じ。
ほんの1分2分と思っていても、積み重ねるとかなりの差が出てきます。
お金の場合も、
たとえば、月に500円のムダを出せば年で6,000円。
10年で60,000円。
1,000円の場合だと、年で12,000円。
10年で120,000円にもなってしまう。
私の場合、断捨離をする度にたくさん処分するモノが出てくるので、きっともっと多くのムダを出してきたはず。
とくに食材が多かったような……
このお金でほかに有意義に使うことができたと思うと、後悔のみです……
使われないまま捨てる
これも、モノが多いという原因がほとんど。
● 大事にしまっていた洋服や小物類
● いつか使うだろうと思っていた健康グッズ
● 頂き物の食器、タオルやシーツ類、、など等
これらは長いあいだ収納されたままになっていると、生地が黄ばんだり、傷んで使えなくなったり、劣化したり。
今まで「いつか使うはずだった」ものが、「一度も使われないままだった」になったモノがどれだけあったことか……
もし誰かに譲ったり、リサイクル店などに引き取ってもらっていたらムダを出さずにすんだのに。
改めて処分したモノの金額を考えると、正直ちょっとこわい……
きっと旅行にも、何回も行けたと思います。
必要ないものを買う
「お得」「セール」「半額引き」
このような文字を見ると、惹かれずにはいられません!
シュフは、お得という文字に弱いのです。
ホクホクと喜びながら家に持って帰ってみても結局使わなかったり、サイズが違っていたり、本当はあまり好みではなかったと気付いたり……
これらも、使われないまま処分ということに。
その金額とは……......
時間を失うとは、お金を失うことにつながる
私は有名なトヨタ式の本やマンガを愛読しています。
その中で有名な、トヨタ式の5S
【トヨタ式の5S】
① 整理‥‥「いらないモノを」捨てる
② 整頓‥‥必要なモノをいつでも取り出せるようにする
③ 清掃‥‥常に掃除をして職場をきれいにする
④ 清潔‥‥整理・整頓・清掃をした状態を保つ
⑤ しつけ‥決められたルールを守る習慣をつける
そして常に4つのムダがないかを意識し、チェックをすることを重要視されています。
【4つのムダ】
①スペースのムダ
②時間のムダ
③間違えるムダ
④取りに行くムダ
個人的に、とくに重要だと思うのが時間のムダ。
この時間を、仕事をする時間に当てたり、スキルを身に付けたり、知識を増やしたりすれば新たな収入につながることになりますよね。
つまりは、得られたであろう収入を失うということ。
これもやはり、「お金のムダ」になるのではないでしょうか。
モノをたくさん所有するということは、それが必要ないモノであれば、かえって多くの損失を招きかねない。
今回はそのことを改めてお伝えしたく、ここで書かせていただきました。
モノを購入したり譲り受けたりするときは、ぜひ、この可能性を思い出してくださいね。
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次回は、「心理面でマイナスになる」についてです。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございます🙏