「義理」時間からの解放
誰でも平等に与えられるものがひとつあるとすれば、それは時間というものである。人生の終わりがいつやってくるタイミングは人によって違うにしても、とりあえず1日に与えられるのは、みんな平等に24時間。
けれど、時間の経つスピードは、年を取れば取るほど、加速していく。少なくとも体感でいえば。おまけに会いたい人、読みたい本、聴きたい音楽、見たい映画はどんどん溜まっていく。だから時間の使い方を真剣に考えざるをえなくなる。
いつも頭の中にあることを改めて考えたきっかけは、ポロンと入った一本のメールである。
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