見出し画像

大事なのは収支のバランス

自分の年金が将来いくらもらえそうなのか、見込額はぜひ確認しておきたいところですが、生活をしていくうえで大事なことは、収支のバランスがうまく取れているか?ということ。
 
そんなこと、当たり前だと言われそうですが・・・・・・
 
案外どんぶり勘定で暮らしている人も多いのではないでしょうか。
 
ライフステージによっても、必要となる支出額は変わってきますよね。
 
たとえば、40~50代で家計を圧迫していた教育費も、子どもが巣立てば不要になります。一方、60代以降になれば介護や医療費、老朽化した家のリフォームなど別の支出が出てくるものです。
 
この収支は、一般論はあるにしても、やはり個人のライフスタイルによって大きく変わってくるものだとつくづく思うのです。
 
ちなみに、たまたま目に入ってきたシニア女性に人気がある雑誌の新聞広告には、こんな大きな文字が。

「少ないお金で賢く暮らす 年金生活新常識 月7万円でも無理なく不安を解消!」
 
どうやら60代・70代のやりくりアイデアを特集している記事のようです。

昨今ではこのように「月〇万円で暮らす方法」といったものが大きく取り上げられています。
 
本当に月7万円で無理なく暮らしていけるのであれば、月10万円の年金であっても収支はプラス。十分に生活していけるということになります。
 
とはいえ、この額でやっていくには、かなり節約をしないと難しいのでは?と感じてしまいます。少なくとも、自分には無理そうです。
 
たしかに無駄な支出を減らすことは大事です。
しかし、過度な節約をしてやりくりするのはちょっと・・・・・・と思われる方が多いはず。
 
やはり精神的にも経済的にも、それなりの生活を送りたいですよね。
 
お伝えしたいのは、収支のバランスを取るために支出を極限まで減らす節約の話ではありません。かといって、リスクのある投資をしようという話でもありません。
 
労働資本を活かしながら自分ペースで働きつつ、公的年金を賢く受け取ること、さらに老後資金の使い方で、収支のバランスをうまく取っていこうという話です。
 
老後の生活で頼りになるものは、年金です。
 
日々の生活で、お金は自然と消えていきます。貯めておいた老後資金も、やがては底をつく日がくるかもしれません。
 
けれども、年金は2か月ごとに自動的にチャージされます。それが一生続くのです。
 
ただ、「年金だけでは生活が厳しいかも」と感じている人が多いことも事実でしょう。
 
だからこそ、基本的な仕組みはもちろんのこと、公的年金を賢く増やしていくことが大事になってくるのです。
 
お財布に定期的なチャージがあれば、お金が減っていく不安から解放されます。これは大きな安心材料ですね。
 
さらに、あなた自身の労働資本を育み、幸福度を高めていきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!