はじめまして。アディ優美子です。

静岡の田舎に生まれ育ち、幼少をアメリカで過ごしたり、大学から東京人になり早20年近く。

学生時代はとにかく海外に遊びに行ったり、好き放題生きてきた私が、大学時の友人がきっかけでアフリカへ足を運んだ30歳の年。

そこで受けた衝撃が自分の人生を180度変えることとなる。勤めていた広告会社を退社して思い切って飛び込んだアフリカでの活動。

唯一の武器、英語を駆使して右も左も分からないガーナの地で1からの人脈作り。

幾度となく騙されて、号泣しては立ち上がり、そんなことを続けながら気づいたら8年という月日が流れていた。

絶対にありえない！と思っていたガーナ人男性との結婚も、気づけばこの人となら毎日が幸せに暮らせそう。と思えるほどの好青年に出会い、3年前に結婚。

現在はガーナに拠点を置き、日本が本社である株式会社DOYAが運営するアパレルブランドCLOUDYの現地生産部門を統括したり、NPO CLOUDYの現地での活動を全て取りまとめ、学校建設や雇用支援、健康支援なんかをただひたすらに、がむしゃらに取り組んでいる日々を過ごしている。

よく色んな人から
「よくアフリカで住めるね」
と言われる事があるが、私からしたら日本のストレス社会に生きる皆様こそ、本当にすごいといつも感心する。日本人は常に完璧が求められ、正確で正しく生きないといけない。雨が降りそうだったら早めに出社して、地震が起きたって会社に行くんだから。

ガーナはいい意味で適当。悪い意味でもあるけど。とにかくみんなが”今”を生きているから将来の事なんか考えない。無計画で”今”を思いっきり楽しみながらそしてもがきながら生きる彼らと探す日々は毎日が事件の連続。

遠く離れたこのガーナの地で起きている色んな事を、私が思った気持ちの通り、ここに言葉で残していこうと決めた。

少しでもガーナを知ってもらえたら。

そして。アフリカを身近に感じてもらえたら嬉しい。