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お香

昨日アロマの話になったので今日はお香の話。」

お香と言っても宗教用の薫香をはじめ、茶の湯の席で用いる香木や練香、お座敷用のお線香や手軽なインセンス、匂い袋など香百般。

香りをとても気に入ってうちの旅館では松栄堂さんの堀川というお香をよく焚いていました。とてもいい香りで、落ち着く気品のある香り。

抽象的ですが、京都に来たなあと思う香り・・お客様も買って帰られる方よくありました。今の時代はお香というとどちらかというとお線香の印象が強くて、イノセンスやアロマといった方がわかりやすいかもしれません。

お香の原料は漢薬香料ともいわれ、白檀・沈香や、桂皮・丁子・竜脳などのいわゆる「草根木皮」を粉末にしたものを混ぜ合わせて香りをつくります。

そのため手に入らなくなっている原料も多くて年々高騰しています。

そのうち中々嗅ぐことのできない香りがあるのではないかと思ったりします。とても残念なことですが、それほど貴重なものから作られている香りなんだなと思います。

京都にいるせいか匂い袋は昔から身近で、洋服ダンスなどに入れて香りを移すことがありました。玄関に置けるものもあったりするので、他府県の友人にプレゼントしたりすることもよくあります。雅やかな感じではんなりしてていい感じな贈り物です。

香りは好き嫌いあるので難しいのですが、香水っぽくなくてやわらかい香りがおすすめです。

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お線香タイプのものを買ってもちゃんと真ん中に立てる用のものが入ってたりするので、気に入ったお皿なんかに置いて簡単に始められます。

京都を大好きで行けないなぁと思う人がいたら、お香をたくのもいいかもしれません。京都に行った気になるかも。お勧めです。5/13


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